さん‐こ【山呼】
《漢の武帝が嵩山(すうざん)で山を祭ったとき、臣下が万歳を叫んだところから》万歳を唱えて天子を賀すること。
し‐こ【指呼】
[名](スル) 1 指さして呼ぶこと。指さしてそれと言うこと。「—していわく」 2 呼べば答えるほどの近い距離。「道を隔てて—の間(かん)にある」
しさ‐かんこ【指差喚呼】
⇒指差呼称
しっ‐こ【疾呼】
[名](スル)口早に激しく呼びたてること。慌ただしく呼ぶこと。「家翁はヂャッキと共に眼を瞋(いか)らし、アリスを—して」〈織田訳・花柳春話〉
しめい‐てんこ【氏名点呼】
氏名を順次に呼び上げて、在・不在などを調べること。
しょう‐こ【召呼/招呼】
[名](スル)まねきよぶこと。呼び寄せること。「暫くにしてアリスを—す」〈織田訳・花柳春話〉
しょう‐こ【称呼】
[名](スル) 1 物事の呼び方。呼び名。呼称。 2 名前を呼ぶこと。
たい‐こ【大呼】
[名](スル)《「だいこ」とも》大声で叫ぶこと。「路傍の石に坐して—して曰く」〈織田訳・花柳春話〉
たいせい‐しっこ【大声疾呼】
[名](スル)大声で激しく呼ぶこと。大声で盛んに叫びたてること。「変革の急務を—する」
たん‐こ【短呼】
発音しやすいように、本来は長音節の語を短音節にして発音すること。例えば、「ちょうちょう(蝶々)」を「ちょうちょ」というなど。⇔長呼。