こ‐きん【古今】
1 昔と今。ここん。 2 「古今雛(こきんびな)」の略。
「古今和歌集」の略。
こきん‐ぐみ【古今組】
箏曲(そうきょく)で、幕末に名古屋の2世吉沢検校が、古今集の和歌数首を組み合わせて作曲した「千鳥の曲」「春の曲」「夏の曲」「秋の曲」「冬の曲」の5曲の総称。三味線から離れた純箏曲を意図したもので...
こきんしゅう【古今集】
「古今和歌集」の略。
こきんろくじょう【古今六帖】
「古今和歌六帖」の略。
こきんわかしゅう【古今和歌集】
最初の勅撰和歌集。八代集の第一。20巻。延喜5年(905)の醍醐天皇の命により、紀貫之(きのつらゆき)・紀友則(きのとものり)・凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)・壬生忠岑(みぶのただみね)が撰...
こきんわかしゅうひょうしゃく【古今和歌集評釈】
金子元臣による古今和歌集の注釈書。明治34年(1901)から明治41年(1908)にかけて、全5巻を刊行。
こきんわかろくじょう【古今和歌六帖】
平安中期の類題和歌集。6巻。編者・成立年ともに未詳。万葉集・古今集・後撰集などの歌約4500首を、歳時・天象・地儀・人事・動植物など25項、516題に分類したもの。六帖。古今六帖。
こく‐し【国詩】
日本の詩歌。特に和歌。「互に又—国文の好(すき)にかわった」〈胆大小心録〉
こく‐ふう【国風】
1 その国や地方独特の風俗や習慣。くにぶり。 2 詩経の部立ての一。民謡の部分の総称。 3 その国の風俗をうたった詩歌・俗謡。 4 和歌。くにぶり。
こぐふね‐の【漕ぐ舟の】
[連語]和歌で、漕ぐ舟の縁から、「浮く」「乗る」「帆」「音立つ」「寄す」などの語を導く序詞の一部となる。「思ふこと跡なき波に—浮き沈みても恋ひ渡るかな」〈新千載・恋二〉