しま・る【締(ま)る/閉(ま)る】
[動ラ五(四)] 1 固くひねったり、強く引っぱったりして緩みやあきのない状態になる。「帯が—・る」「瓶のふたがきちんと—・らない」 2 からだつきや顔つきにたるんだところがなくなり引きしまる。...
しゅう‐せい【醜声】
不名誉なうわさ。恥ずべき評判。醜聞。「品行敗れ風俗崩れ—四方に聞えたり」〈田口・日本開化小史〉
しゅう‐わい【醜穢】
[名・形動]みにくくけがらわしいこと。また、そのさま。しゅうかい。「学生の品行も随分—なりしと」〈逍遥・当世書生気質〉
し‐れい【砥礪】
[名](スル) 1 砥石(といし)。 2 研ぎ磨くこと。努め励むこと。ていれい。「人の志向は、自ら知るの良心に原(もとづ)き、品行を—し」〈中村訳・西国立志編〉
しん‐がい【身外】
からだのほか。一身のほか。「—百物を失うとも、一己の品行を守り全うせよ」〈中村訳・西国立志編〉
しん‐じゅつ【心術】
1 心の持ち方。心ばえ。「—品行の上から視れば随分議すべき所も沢山あるが」〈鉄腸・雪中梅〉 2 倫理学で、行為が発したり動機が生じたりするもととなる意志の持続的な性向。
せい‐い【勢位】
権勢と地位。また、権勢のある地位。「品行に由りて—に進むべきのみ」〈中村訳・西国立志編〉
せい‐そう【清僧】
戒律を守り、品行の正しい僧。肉食・妻帯をしない僧。
せい‐はく【清白】
[名・形動]品行などがきよく汚れがないこと。潔白。「余とエリスとの交際は…—なりき」〈鴎外・舞姫〉
せい‐び【精美】
[名・形動]細かいところまで行き届いて美しいこと。純粋で美しいこと。また、そのさま。「人の品行は、無数の—なる事物に由りて、感化甄陶(けんとう)せらるることなり」〈中村訳・西国立志編〉