ばい【唄】
1 声明(しょうみょう)の一種。漢語または梵語(ぼんご)で偈頌(げじゅ)を唱えるもの。短い詞章を一音一音長く引いて、揺りなどの節を多くつける。如来唄・云何唄(うんがばい)など。 2 「唄器(ばい...
ばい【唄】
[常用漢字] [音]バイ(呉) [訓]うた うたう 〈バイ〉仏徳をたたえる歌。また、その歌をとなえる。「梵唄(ぼんばい)」 〈うた〉「小唄・長唄・端唄(はうた)」
ばぞくのうた【馬賊の唄】
池田芙蓉(国文学者池田亀鑑の筆名)による少年小説。児童向け雑誌「日本少年」に大正14年(1925)から連載を開始した冒険活劇。連載は断続的に昭和5年(1930)まで続いた。
引(ひ)かれ者(もの)の小唄(こうた)
《引かれ者が平気を装い小唄をうたう意から》負け惜しみで強がりを言うこと。
びばい【美唄】
北海道中部の市。石狩川支流の美唄川に沿い、米作地帯。大正初期から石炭採掘で発展したが、現在は閉山。人口2.6万(2010)。 [補説]アイヌ語「ビバ・オ・イ」(カラスガイの多い所)から。
ふうりゅうふかがわうた【風流深川唄】
川口松太郎の短編小説。昭和10年(1935)発表。「鶴八鶴次郎」「明治一代女」と併せて同年の第1回直木賞受賞。昭和11年(1936)、劇団新派により舞台化。昭和35年(1960)、美空ひばり主演...
ふな‐うた【船歌/舟唄】
1 船方が船をこぎながらうたう歌。広義には、船に関係した作業や儀式に歌われる民謡。棹歌(さおうた)。 2 ⇒バルカローラ
ほうし‐うた【法師歌/法師唄】
《もと盲目の法師が作曲し、歌ったところから》地歌・上方歌の異称。
ほっかい‐ぼんうた【北海盆唄】
北海道の民謡。積丹(しゃこたん)半島を中心にうたわれる盆踊り歌。常磐炭坑節の影響を受けているとも、越後の盆踊り歌が入ったものともいわれる。
ボルガ‐の‐ふなうた【ボルガの舟唄】
ロシア民謡。作曲者未詳。本来は、ボルガ川をさかのぼる船の綱を引いた人たちの労働歌。