し‐びょうし【四拍子】
1 能の囃子(はやし)に用いる、笛・小鼓(こつづみ)・大鼓(おおつづみ)・太鼓(たいこ)の4種の楽器。また、その演奏者。長唄などの囃子でもいう。 2 音楽で、四つの拍(はく)を一つの単位とする拍...
しま‐うた【島唄】
《「シマ唄」とも書く。「シマ」は集落の意という》奄美群島で歌われる民謡。唄の名手を唄者(うたしゃ)という。
しめ‐だいこ【締(め)太鼓】
両側の皮面の縁にひもを通し、胴を挟んで締め上げた扁平(へんぺい)な太鼓。台に置いて2本の桴(ばち)で打つ。能・長唄・民俗芸能の囃子(はやし)などに用いる。
しゃみせん‐うた【三味線歌】
三味線を伴奏にしてうたう歌。地歌・長唄・荻江節(おぎえぶし)・端唄(はうた)・うた沢・小唄などの歌い物と、浄瑠璃などの語り物がある。
しゅう【舟】
[常用漢字] [音]シュウ(シウ)(漢) [訓]ふね ふな 〈シュウ〉ふね。「舟運・舟行・舟艇/漁舟・軽舟・孤舟・同舟・呑舟(どんしゅう)」
〈ふね(ぶね)〉「小舟(こぶね・おぶね)・笹舟(...
しゅう‐げん【祝言】
1 祝いの言葉。賀詞。祝詞。祝辞。「—を述べる」 2 祝い。祝儀。「年始の—」 3 結婚式。婚礼。「吉日を選んで—を挙げる」「仮—」 4 日本音楽で、祝意を表す曲。ふつう、番組の初めか終わりに演...
しゅうじゃくじし【執着獅子】
歌舞伎舞踊。長唄。本名題「英執着獅子(はなぶさしゅうじゃくのしし)」。初世杵屋弥三郎作曲。宝暦4年(1754)江戸中村座で初世中村富十郎が初演。石橋(しゃっきょう)物の一。
しょうじょう【猩猩】
謡曲。五番目物。庭訓抄(ていきんしょう)などに取材。孝行の徳により、富貴となった唐土の高風の前に猩猩が現れ、酒をくみ交わして舞をまい、くめども尽きない酒壺を与える。
に取材した長唄・地歌・...
しょう‐ほん【正本】
1 根拠となる原本。 2 歌舞伎の上演用脚本。役者のせりふや動作、大道具・小道具・衣装・音楽などを詳しく書いた筆写本。台帳。根本(ねほん)。 3 浄瑠璃・説経節・長唄などの詞章に曲節の譜を記入し...
しょう‐みょう【声明】
《(梵)śabda-vidyāの訳》 1 古代インドの五明(ごみょう)の一。文字・音韻・語法などを研究する学問。 2 仏教の経文を朗唱する声楽の総称。インドに起こり、中国を経て日本に伝来した。法...