から‐はし【唐橋】
唐風につくった欄干のある、弓形の橋。「瀬田の—」
から‐はじかみ【唐薑/呉茱萸】
ゴシュユの古名。〈本草和名〉
から‐はな【唐花】
1 中国から渡来した花文様。4弁のものが多く、5弁・6弁もある。花弁の先に入隅(いりすみ)のあるのが特徴。 2 紋所の名。1をかたどったもの。
からはな‐そう【唐花草】
アサ科の蔓性(つるせい)の多年草。山地に生え、他に巻きついて伸びる。茎や葉柄に小さいとげがあり、葉は三つに裂けていてざらつく。雌雄異株。秋、雄花は円錐状の花穂を、雌花は球形の花穂をなす。ホップの...
からはな‐ふせんりょう【唐花浮線綾】
文様の名。唐花を正面から見た形を中心に一つ置き、側面から見た形を周囲に五つならべた浮線綾。
から‐はふ【唐破風】
中央部を凸形に、両端部を凹形の曲線状にした破風。玄関や門、神社の向拝(こうはい)などに用いられる。
から‐ひわ【唐鶸】
マヒワの別名。
から‐びさし【唐庇】
1 唐破風(からはふ)造りにした家の軒先。また、その下にある部屋。 2 唐破風造りの牛車(ぎっしゃ)の屋根。
からびさし‐の‐くるま【唐庇の車】
「唐車(からぐるま)」に同じ。
から‐びつ【唐櫃】
《「からひつ」とも》脚が4本または6本の、かぶせぶたのついた方形で大形の箱。衣服や、図書・甲冑(かっちゅう)などを入れた。長(なが)唐櫃・荷(にない)唐櫃などがある。からうど。からと。からうず。...