ねん‐じゅ【念誦】
[名](スル)仏語。心の中で仏に祈り、口に仏の名号(みょうごう)や経文などを唱えること。念仏誦経(ねんぶつじゅきょう)。ねんず。
ねん・ずる【念ずる】
[動サ変][文]ねん・ず[サ変] 1 物事の成就などを強く願う。「成功を—・ずる」 2 心の中で神仏に祈る。また、経文・名号などを心の中で唱える。「如来の済世を—・ずる」「弥陀の名号を—・ずる」...
ねんねん‐しょうみょう【念念称名】
仏語。瞬時も休むことなく阿弥陀仏の名号(みょうごう)を唱えること。
ねん‐ぶつ【念仏】
[名](スル)仏の姿や徳を心中に思い浮かべること。また、仏の名を口に唱えること。観仏と称名。浄土教では、阿弥陀仏を思い浮かべ、また、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と口に唱えること。特に後者をいう。
ねんぶつ‐ざんまい【念仏三昧】
心をもっぱらにして仏を念じること。また、一心に念仏を唱えること。
ノマドロジー【(フランス)nomadologie】
遊牧民的生活の復権を目指す思想。権力を嫌い、境界を越えて流動し、多様な生活を同時に生きることなどを唱える。フランスの思想家ジル=ドゥルーズとフェリックス=ガタリが共著「千のプラトー」の中で提唱した。
のり‐と【祝詞】
儀式など改まった場面で、神を祭り、また、神に祈るときに神前で唱える古体の言葉。現存する最古のものは「延喜式」所収の27編と、藤原頼長の日記「台記」所収の中臣寿詞(なかとみのよごと)1編。のっと。...
は【覇】
1 武力や権力によって国を統一し、治めること。「天下に—を唱える」 2 競技などで優勝すること。「強豪チームが—を競う」
はん‐じりき【半自力】
南無阿弥陀仏と唱える念仏の「南無」は衆生の自力を表すとする考え方。また、他力本願に任せきれないで、自分の念仏の功徳(くどく)により極楽往生を願い求めること。半他力。
ばい【唄】
1 声明(しょうみょう)の一種。漢語または梵語(ぼんご)で偈頌(げじゅ)を唱えるもの。短い詞章を一音一音長く引いて、揺りなどの節を多くつける。如来唄・云何唄(うんがばい)など。 2 「唄器(ばい...