あきない‐もの【商い物】
売り買いする品物。商品。
あき‐な・う【商う】
[動ワ五(ハ四)]商品を仕入れて売る。品物を売買する。「酒を—・う」「早朝から—・う店」 [可能]あきなえる
あき‐びと【商人】
「あきんど」に同じ。「いはば—の良ききぬ着たらむがごとし」〈古今・仮名序〉
あき‐もの【商物】
品物を商うこと。また、商品。「汝の夫は—のために、故郷に行くなり」〈折たく柴の記・下〉
あきゅうど【商人】
《「あきびと」の音変化》あきんど。しょうにん。あきうど。〈日葡〉
あきんど【商人】
《「あきびと」の音変化》商いを仕事とする人。しょうにん。あきゅうど。
あきんど‐かたぎ【商人気質】
利益に敏感な、また、信用を大切にするなど、商人らしい気性。しょうにんかたぎ。
商人(あきんど)の空誓文(そらせいもん・からせいもん)
商人の言動は、駆け引きが多くて信用できないことのたとえ。
商人(あきんど)は腹(はら)を売(う)り客(きゃく)は下(した)より這(は)う
売買にあたって、商人は最初の言い値からだんだんに下げていくが、客は最初安い値を言っても、だんだんに値を上げられて買うのがならわしである。
あきんど‐やど【商人宿】
主に行商人を泊める宿屋。あきんどはたご。