じご‐ほう【事後法】
実行のときには適法であった行為に対して、のちになって刑事責任を問うことを定める法令。日本国憲法第39条はこれを禁止している。
じゅんかいセールスマン‐もんだい【巡回セールスマン問題】
あるセールスマンが複数の都市を一度ずつ訪れるとき、どのような順番で巡回すれば総移動時間(移動距離または交通費)を最小にできるかを問う問題。グラフ理論の有名な問題の一つであり、都市(ノード)の数が...
すい‐こう【推敲】
[名](スル)《唐の詩人賈島(かとう)が、「僧は推す月下の門」という自作の詩句について、「推す」を「敲(たた)く」とすべきかどうか思い迷ったすえ、韓愈(かんゆ)に問うて、「敲」の字に改めたという...
スタンス【stance】
1 立場。態度。「記者としての—を問う」 2 野球・ゴルフ・テニスなどで、球を打つときの両足の位置・構え。「—が広い」「オープン—」 3 ロッククライミングで、足場のこと。 [補説]書名別項。→...
せい・する【省する】
[動サ変][文]せい・す[サ変] 1 反省する。「汝謹んで其れ之を—・せよ」〈織田訳・花柳春話〉 2 安否を問うために訪れる。親を見舞う。「其の間二度芳子は故郷を—・した」〈花袋・蒲団〉
隻手(せきしゅ)の音声(おんじょう)
禅宗の公案の一。両手を打つと音が出るが、片手にはどんな音があるかということを問うもの。思慮分別を越えた絶対の境地に導くものとして、白隠が初学者のために用いた。隻手の声。
ぜ‐ひ【是非】
[名](スル) 1 是と非。正しいことと正しくないこと。また、正しいかどうかということ。「—を論じる」「—を問う」 2 物事のよしあしを議論し判断すること。批評すること。「新聞が全紙面を埋めて...
そん‐もん【存問】
[名](スル)安否を問うこと。見舞うこと。「病人を—し」〈中村訳・西国立志編〉
たず・ねる【尋ねる/訊ねる】
[動ナ下一][文]たづ・ぬ[ナ下二] 1 所在のわからないものなどをさがし求める。「家出した子を—・ねる」「生き別れの母を—・ねる」 2 物事のおおもとなどを明らかにしようと調べたり考えたりする...
だとう‐せい【妥当性】
1 うまく適合する度合い。「—に欠ける」「—を問う」 2 哲学で、認識や価値や意味などが普遍的、必然的に是認される場合、それらがもつ性質。