しん‐ぜん【親善】
互いを知り合って、仲よくすること。「—を深める」「国際—試合」
じ‐ぜん【慈善】
情けや哀れみをかけること。特に、恵まれない人々や被害にあった人々に経済的な援助をすること。「—を施す」「—家」
じ‐ぜん【次善】
最善とはいえないが、それに次ぐものであること。セカンドベスト。「—を選ぶ」「—の策」
じゅう‐ぜん【十善】
仏語。十悪を犯さないこと。不殺生・不偸盗(ふちゅうとう)・不邪淫・不妄語・不両舌・不悪口(ふあっく)・不綺語(ふきご)・不貪欲(ふとんよく)・不瞋恚(ふしんに)・不邪見。
じょう‐ぜん【上善】
《「老子」八章の「上善水の如し」から》最高の善。
すん‐ぜん【寸善】
わずかばかりの善事。
せい‐ぜん【性善】
人間の生まれつきの性質は善であるということ。
せい‐ぜん【正善】
[名・形動]正しくて理にかなっていること。また、そのさま。「刹那刹那の断片的なる要求を満足することにおいて—な生活を見いださんことを主張する」〈倉田・愛と認識との出発〉
せい‐ぜん【聖善】
《「詩経」邶風・凱風から》母の徳。また、りっぱな母親。慈母。
しゃく‐ぜん【積善】
⇒せきぜん(積善)