オリーはくしゃく【オリー伯爵】
《原題、(フランス)Le Comte Ory》ロッシーニのフランス語によるオペラ。全2幕。1828年、パリのオペラ座で初演。女好きの領主に恋人を見初められた小姓が領主をやり込めるまでを描いた喜劇。
かいてはかきなおし【書いては書き直し】
《原題、Rewrites: A Memoir》サイモンの自伝。1996年刊。喜劇を得意とした人気作家の創作の背景および私生活のエピソードを、ユーモアを交えて描く。
輝(かがや)くもの必(かなら)ずしも金(きん)ならず
《All that glitters is not gold.》見た目の立派なものすべてが、内容も立派だとは限らない。シェークスピアの喜劇「ベニスの商人」にあることば。
カジノ‐フォリー
昭和4年(1929)東京浅草で榎本健一らによって旗揚げされたレビュー形式の喜劇劇団。パリのミュージックホール、カジノ‐ド‐パリとフォリー‐ベルジェールをもじって名づけられた。
かつら‐はるだんじ【桂春団治】
上方の落語家。 1 (初世)[1878〜1934]大阪の生まれ。本名、皮田藤吉。のち岩井姓。独特の芸風と、奇行にみちた実生活で人気があった。 2 (3世)[1930〜2016]大阪の生まれ。本...
かていきょうし【家庭教師】
《原題、(ドイツ)Der Hofmeister》レンツの戯曲。5幕の喜劇。1774年刊、1778年初演。のちにブレヒトが改作している。
かてい‐げき【家庭劇】
日常の家庭生活を主題とした演劇・映画・テレビドラマなど。ホームドラマ。
昭和3年(1928)大阪で創立された劇団「松竹家庭劇」が東京に進出したときによばれた名。曽我廼家(そがのや)系の喜劇を...
き‐かげき【喜歌劇】
1 喜劇的要素をもつ、音楽劇の総称。オペラブッファ・オペレッタなど。 2 オペレッタのこと。
きげき‐おう【喜劇王】
特にすぐれた喜劇俳優。チャップリン・ロイド・キートンが三大喜劇王とよばれる。
きげき‐てき【喜劇的】
[形動]喜劇の様相を示すさま。こっけいなさま。「—な出来事」