しみんせい‐のうえん【嗜眠性脳炎】
流行性脳炎の一。病原体はウイルスと推定され、高熱、四肢の不随意運動、嗜眠などの症状がある。近年はまれ。報告者の名からエコノモ脳炎ともいう。A型脳炎。眠り病。
し‐よく【嗜欲/嗜慾】
あることを好み、欲するままにそれをしようと思う心。「世外の功名心のために、流俗の—を遠ざけている」〈漱石・三四郎〉
たしなみ【嗜み】
1 このみ。また、趣味や余技。 2 芸事などに関する心得。このみ。「多少は英語の—もある」 3 つつしみ。節度。「—を忘れる」 4 ふだんの心がけ。用意。「紳士の—」
たしなみ‐ごころ【嗜み心】
たしなむ心。つつしみの心。「大夫に気をのまれて、我と身に—のできて」〈浮・一代女・一〉
たしな・む【嗜む】
[動マ五(四)] 1 このんで親しむ。愛好する。「酒を—・む」 2 このんでそのことに励んでいる。芸事などの心得がある。「謡曲を—・む」 3 つつしむ。気をつける。用心する。「少しは行いを—・み...
たし・ぶ【嗜ぶ】
[動バ四]「嗜(たし)む」に同じ。〈名義抄〉
たし・む【嗜む】
[動マ五(四)]このむ。すく。たしなむ。たしぶ。「御米は又酸いものを—・む人となった」〈漱石・門〉