いっしょう‐さんたん【一唱三嘆/一倡三歎】
《礼記「楽記」から。一人が歌うと三人がこれに和して歌う意》一度詩文を読んで、何度も感嘆すること。すぐれた詩文などをほめるのに用いる。一読三嘆。
えい‐たん【詠嘆/詠歎】
[名](スル) 1 物事に深く感動すること。「見事な演技に—する」 2 感動を声に表すこと。
かん‐たん【感嘆/感歎】
[名](スル)感心してほめたたえること。感じ入ること。「—の声をあげる」「熱意と努力に—する」
がい‐たん【慨嘆/慨歎】
[名](スル)うれいなげくこと。憤りなげくこと。「現代の世相を—する」
きょう‐たん【敬嘆/敬歎】
尊敬の念をもって感嘆すること。「公家殊に—せさせ給ひて」〈太平記・一二〉
きょう‐たん【驚嘆/驚歎】
[名](スル)すばらしい出来事や、思いも及ばない物事に接して、おどろき感心すること。「—に値する」「最新の科学技術には—するばかりだ」
こう‐たん【浩嘆/浩歎】
[名](スル)ひどくなげくこと。「長々と—の独白を述べた」〈芥川・将軍〉
さ‐たん【嗟嘆/嗟歎】
[名](スル) 1 なげくこと。「才能のなさに—するばかりだ」 2 非常に感心して褒めること。嘆賞。「名演技に—の声があがる」
さん‐たん【三嘆/三歎】
[名](スル) 1 何度もなげくこと。 2 大いに感嘆すること。心から感心すること。「一読—」 3 一人の発声に和して三人が唱和すること。「一唱—」 4 白河法皇がままならぬとなげいた三つの事柄...
さん‐たん【賛嘆/讃歎】
[名](スル)深く感心してほめること。「妙技に—する」「—措(お)く能(あた)わず」