しょくどう‐きょうさく【食道狭窄】
食道の一部が狭くなった状態。食物を飲み込むときの障害や嘔吐(おうと)などの症状がある。癌(がん)、潰瘍(かいよう)の瘢痕(はんこん)などによって起こる。
しょくもついそんせいうんどうゆうはつ‐アナフィラキシー【食物依存性運動誘発アナフィラキシー】
小麦製品や甲殻類など特定の食物を摂取した後に運動をすることで発症するアナフィラキシー。じんましんなどの皮膚症状、下痢・嘔吐などの消化器症状を起こし、重症になると呼吸困難・血圧低下・意識消失などを...
しんせいじにゅうじ‐しょうかかんアレルギー【新生児・乳児消化管アレルギー】
新生児期や乳児期にミルクや母乳などの食物をとりはじめてから嘔吐・血便・体重増加不良・下痢などの症状が出る病気。2000年前後から急増した。新生児・乳児食物蛋白誘発胃腸炎。
しんせいじ‐メレナ【新生児メレナ】
《メレナ(melena)は下血(げけつ)の意》新生児に起こる、黒色便を排出したり褐色のものを嘔吐(おうと)したりする病気。ビタミンK欠乏などによる消化管出血が原因の真性メレナと、母親などの血液を...
シーがた‐かんえん【C型肝炎】
ウイルス性肝炎の一。C型肝炎ウイルス(HCV)に感染することで起こる。血液を介して感染し、汚染された血液の輸血による場合や、非加熱血液製剤、注射針などを介する場合もある。体がだるい、食欲不振、嘔...
じか‐ちゅうどく【自家中毒】
1 体内で代謝に異常が生じ、生成された毒物により障害が起こること。尿毒症など。 2 小児にみられる、リンゴのようなにおいの吐物が特徴の病気。体内で脂肪が代謝されるときに生じるアセトン体が血液中に...
じゅうしょうねっせいけっしょうばんげんしょう‐しょうこうぐん【重症熱性血小板減少症候群】
SFTSウイルスによる感染症。マダニの媒介により感染する。潜伏期間は6〜14日。血小板が著しく減少し、発熱・嘔吐(おうと)・下痢・頭痛・神経症状などが現れ、死亡することもある。感染症予防法の4類...
じりつしんけいしっちょう‐しょう【自律神経失調症】
自律神経の均衡が乱れて、種々の症状を示す病気。頭痛・めまい・微熱・疲労感・不眠・息切れ・胸苦しさ・食欲不振・冷え・発汗異常・便秘・下痢(げり)・嘔吐(おうと)・性機能障害など症状はさまざま。
ずいはん‐しょうじょう【随伴症状】
何らかの症状に伴って起こる症状。急性心筋梗塞に伴う吐気・嘔吐・冷汗・呼吸困難、月経時の下腹痛・腰痛・イライラ・憂鬱など。
ずいまく‐えん【髄膜炎】
髄膜の炎症。高熱・頭痛・嘔吐(おうと)・痙攣(けいれん)・意識障害などの症状がみられ、死亡率が高く、治癒しても障害が残ることがある。細菌性・ウイルス性のもののほか、流行性髄膜炎がある。脳膜炎。脳...