しゅう【囚】
[常用漢字] [音]シュウ(シウ)(漢) [訓]とらえる とらわれる 1 罪人をつかまえて獄に入れる。「囚人/幽囚」 2 囚人。捕虜。「女囚・俘囚(ふしゅう)・虜囚・死刑囚」 [難読]囚獄(ひとや)
しゅうしんみけつしゅう【終身未決囚】
有馬頼義の短編小説。昭和29年(1954)刊行。同年、第31回直木賞受賞。
じょ‐しゅう【女囚】
女の囚人。
そ‐しゅう【楚囚】
《楚の鍾儀は晋に捕らわれた後も、自国の冠をつけていたという「春秋左伝」成公9年の故事から》他国に捕らわれた楚の国の人。転じて、他国に捕らえられ望郷の思いをいだく人。
だん‐しゅう【男囚】
男性の囚人。
ていぎんじけんしけいしゅう【帝銀事件死刑囚】
熊井啓監督・脚本による映画の題名。昭和39年(1964)公開。昭和23年(1948)に起きた帝銀事件が題材。熊井の初監督作品。出演、信欣三、高野由美ほか。
とけい‐しゅう【徒刑囚】
徒刑に処せられた犯罪者。
バビロン‐ほしゅう【バビロン捕囚】
新バビロニア王国のネブカドネザル2世がユダ王国を滅ぼした際、イスラエル人をバビロンに連行・移住させた事件。第1回は前597年、第2回は前586年に行われた。前538年、新バビロニアを滅ぼしたアケ...
ふ‐しゅう【俘囚】
1 捕虜。俘虜。とりこ。「—の身」 2 奈良・平安時代、中央政府に同化した蝦夷(えぞ)の称。→夷俘(いふ)
みけつ‐しゅう【未決囚】
刑が確定するまで刑事施設に拘禁されている被疑者・被告人を意味する古い用語。⇔既決囚。→囚人