しき‐あくにち【四季悪日】
陰陽道(おんようどう)で、四季の各季中、何事をするにも特に悪日とされる日。春の甲子(きのえね)・乙亥(きのとい)、夏の丙子(ひのえね)・丁亥(ひのとい)、秋の庚子(かのえね)・辛亥(かのとい)、...
しき‐え【四季絵】
春夏秋冬の自然や人事・風俗の移り変わりが一目で見られるように屏風(びょうぶ)や障子などに描いた絵。四季の絵。→月次(つきなみ)絵
しきかちょうず【四季花鳥図】
室町時代の画家、狩野元信の作品。 京都大徳寺の子院である大仙院の方丈、檀那(だんな)の間を飾っていた紙本著色による襖絵。現在は8幅の掛軸となっている。墨で描いた花鳥図の鳥や花弁の部分だけを岩絵...
しき‐きつ【四季橘】
⇒カラマンシー
しきさんすい‐ず【四季山水図】
春夏秋冬それぞれの季節感を織り込んだ山水画。 [補説]作品名別項。→四季山水図
しきさんすいず【四季山水図】
⇒瀟湘八景図
しき‐ざき【四季咲き】
季節を限らず、何回でも花が咲くこと。また、その植物。「—のバラ」
しき‐ざくら【四季桜】
ヒガンザクラの一品種。花は八重のほか一重のものもあり、10月ごろから開花しはじめ、春に最もよく咲く。十月桜。
し‐きせ【仕着せ/為着せ/四季施】
1 主人が使用人に、季節に応じた衣服を与えること。また、その衣服。おしきせ。「仲働(なかばたらき)を雇うとしますと、給金から、年二度の—から」〈二葉亭・其面影〉 2 江戸時代、幕府が右筆(ゆうひ...
しき‐ちょう【四季帳】
律令制で、課役の賦課、および官人・僧侶になった者の課役の免除を調査し、記録した帳簿。