ささ‐だんご【笹団子】
もち米とうるち米の粉にヨモギの葉をまぜてこね、小豆餡(あずきあん)を包み、笹の葉でくるんで蒸したもの。新潟県の郷土菓子。
だん‐ご【団子】
1 米や雑穀の粉をこねて丸め、蒸したりゆでたりしたもの。あん・きな粉をまぶしたり、焼いて醤油をつけたりして食べる。「花より—」「黍(きび)—」 2 1のように丸いもの。また、ひとかたまりになった...
つきみ‐だんご【月見団子】
陰暦八月十五夜と九月十三夜のとき、月に供える団子。《季 秋》
つち‐だんご【土団子】
土を丸めて団子のようにしたもの。特に明和・安永(1764〜1781)のころ、江戸谷中の笠森稲荷(かさもりいなり)では、祈願のため土団子を供え、満願のときにこれを米の団子にかえる風習があった。
とお‐だんご【十団子】
昔、駿河の宇津ノ谷(うつのや)峠のふもとで売っていた名物団子。黄・白・赤に染めた小さな団子を10個ずつ麻糸や竹ぐしに貫いたもの。
にく‐だんご【肉団子】
ひき肉を丸めて調理した食品。ミートボール。
はつか‐だんご【二十日団子】
二十日正月の祝儀に食べるアズキの団子。
花(はな)より団子(だんご)
風流より実利のほうをとること。外観よりも実質を尊ぶことのたとえ。
はや‐だんご【早団子】
死者の枕もとに供える粳(うるち)米の粉のだんご。一杯団子。枕(まくら)団子。
ひがん‐だんご【彼岸団子】
仏への供養(くよう)のために、彼岸につくるだんご。《季 春》