だん‐らん【団欒】
[名](スル) 1 月などがまるいこと。また、まるいもの。 2 集まって車座に座ること。まどい。「三人して—して食った」〈花袋・田舎教師〉 3 親しい者たちが集まって楽しく時を過ごすこと。「食後...
だんらん【団欒】
乃南アサの短編ホラー小説、および同作を表題作とする小説集。作品集は平成6年(1994)刊行。
だんりゅう‐こうぞう【団粒構造】
土壌の粒子が小さなかたまりを形成している構造。保水性に富みながら排水性・通気性もよく、作物の生育に適する。火山灰土の腐植層にみられる。→単粒構造
だん‐れん【団練】
中国の郷村の住民による武装自警組織。唐・宋代に起こり、清代に盛行。団防。
とらでん【団乱旋】
雅楽。唐楽。壱越(いちこつ)調で新楽の大曲。唐の則天武后作とも、大戸真縄(おおとのまなわ)作ともいう。四人または六人で舞ったが、現在は楽・舞とも廃絶。后帝(こうだい)団乱旋。団蘭伝。とらんでん。
とん【団】
⇒だん
どん‐がめ【団亀】
《「どうがめ(胴亀)」の音変化》 1 スッポンの別名。「池の—ならばくんくるべいとの」〈伎・名歌徳〉 2 丁銀(ちょうぎん)のこと。「—三つで一貫五百目請取るからは」〈浄・歌祭文〉
どんがめ‐ざる【団亀笊】
伏せた形がカメの甲に似ているざる。
どん‐ぐり【団栗/橡】
クヌギ・カシワ・コナラ・カシなどのブナ科植物の実。球形や卵形で堅く、下方を殻斗(かくと)が包む。《季 秋》「—の寝ん寝んころりころりかな/一茶」
団栗(どんぐり)の背比(せいくら)べ
どれもこれも平凡で、特にすぐれて目立つものがないことのたとえ。