どん‐がめ【団亀】
《「どうがめ(胴亀)」の音変化》 1 スッポンの別名。「池の—ならばくんくるべいとの」〈伎・名歌徳〉 2 丁銀(ちょうぎん)のこと。「—三つで一貫五百目請取るからは」〈浄・歌祭文〉
どんがめ‐ざる【団亀笊】
伏せた形がカメの甲に似ているざる。
どん‐ぐり【団栗/橡】
クヌギ・カシワ・コナラ・カシなどのブナ科植物の実。球形や卵形で堅く、下方を殻斗(かくと)が包む。《季 秋》「—の寝ん寝んころりころりかな/一茶」
団栗(どんぐり)の背比(せいくら)べ
どれもこれも平凡で、特にすぐれて目立つものがないことのたとえ。
どんぐり‐まなこ【団栗眼】
どんぐりのように丸くてくりくりした目。また、まん丸く大きく開いた目。どんぐり目。どんぐり目玉。
まど‐い【団居/円居】
[名](スル)《古くは「まとい」》 1 人々がまるく居並ぶこと。車座(くるまざ)になること。「心協(あ)う同志安らかに—して食う甘さ」〈露伴・風流仏〉 2 1か所に集まり会すること。特に親しい者...
まど・いる【円居る/団居る】
[動ワ上一]集まってまるく居並ぶ。団欒(だんらん)する。「春ながら年はくれつつよろづ世を君と—・ゐば物も思はじ」〈宇津保・吹上上〉