せきずい‐そんしょう【脊髄損傷】
脊柱に強い力が加わり、脊髄が損傷することによって、損傷部以下の神経が麻痺し、運動・知覚・自律機能に障害が生じる病態。損傷部位が頭部に近いほど障害が重くなる。交通事故、高所からの転落、落下物の下敷...
せき‐ぜんそく【咳喘息】
喘鳴や呼吸困難は伴わず、空咳だけが長く続く喘息。鎮咳薬は効果が少なく、気管支拡張薬やステロイド剤が有効。
せっ‐かく【折角】
[副] 1 いろいろの困難を排して事をするさま。無理をして。苦労して。わざわざ。「—来てくれたんだから、ゆっくりしていきなさい」「—のみやげを汽車の中に置き忘れた」 2 (「折角の」の形で、体...
せっ‐しょ【切所/節所/殺所】
山道などの、通行困難な所。難所。「鎖渡(くさりわた)しと云う難所がある。山国谿第一の—で」〈菊池寛・恩讐の彼方に〉
せまき‐もん【狭き門】
[連語] 1 キリスト教で、救いに至る道が困難であることをたとえた語。マタイによる福音書7章およびルカによる福音書13章のイエスの言葉による。 2 競争者が多くて就職や入学などがむずかしいことの...
せ‐ろ【世路】
「せいろ(世路)」に同じ。「—の困難ふんでも見ず」〈一葉・うもれ木〉
せんかん‐びょう【潜函病】
潜函内で作業した人や潜水した人が急速に大気圧の場所に出たときに起こる健康障害。潜函内の高圧下で体液中に多量に溶け込んでいた窒素がガス化し、気泡となって組織の各所を圧迫したり血行を妨げたりするため...
せんしんぎじゅつじっしょう‐き【先進技術実証機】
レーダーによる探知を困難にするステルス技術と高い運動性を兼ね備えた国産戦闘機を開発するため、防衛装備庁が試作した実験機。型式はX-2。平成28年(2016)4月初飛行。開発初期はATD-X(Ad...
せんじょうたいこくしつ‐へんせいしょう【線条体黒質変性症】
多系統萎縮症の一病型。大脳基底核の線条体や黒質の神経細胞が変性・脱落していく病気。動作緩慢、筋肉のこわばり、転びやすいなどパーキンソン病に似た症状で発症し、これに立ちくらみや排尿困難などの自律神...
せんてんせい‐おうかくまくヘルニア【先天性横隔膜ヘルニア】
生まれつき横隔膜が欠損しているため、腹腔にあるべき内臓が胸腔内へ飛び出ている病気。肺の形成不全や出生後の呼吸困難を伴うことがある。