たち‐ふさが・る【立(ち)塞がる】
[動ラ五(四)]前に立って、行く手をさえぎる。立ちふたがる。「大手を広げて—・る」「困難が—・る」
たち‐むか・う【立(ち)向(か)う】
[動ワ五(ハ四)] 1 向かって立つ。向き合う。「壁に—・う」 2 正面から向かっていく。対抗する。「権力に—・う」 3 困難な物事に対して、まっこうから取り組んで、事の処理に当たる。「難局に—・う」
た‐なん【多難】
[名・形動]災難や困難の多いこと。また、そのさま。「—な(の)生涯を送る」「多事—」
民(たみ)の口(くち)を防(ふせ)ぐは水(みず)を防(ふせ)ぐより甚(はなは)だし
《「国語」周語から》人民の言論を完全に封じることは、治水・防水工事よりも困難であり、危険である。言論の自由を奪うことの危険性をのべた言葉。
たんきにゅうしょ‐せいかつえんじょ【短期入所生活援助】
市町村が行う子育て支援事業の一つ。保護者が病気・仕事・育児疲れなどの理由で、一時的に子供の養育が困難になった場合に、児童養護施設等で預かる制度。ショートステイ。→トワイライトステイ
だいきぼ‐はんかい【大規模半壊】
地震などの災害で住宅が半壊し、大規模な補修を行わなければ居住することが困難な世帯。国が定めた災害の被害認定基準における「住家半壊」の基準のうち、損壊・焼失・流失した部分が延床面積の50パーセント...
だいにせんたく‐やく【第二選択薬】
ある疾患に対して、第一選択薬を投与しても改善がみられない場合や、副作用のため治療の継続が困難な場合などに、次に使用される治療薬。
だえんきょくせん‐あんごう【楕円曲線暗号】
楕円曲線を用いた公開鍵暗号の総称。解を得ることが困難な楕円曲線上の離散対数問題の数学的な性質に基づく。ECC(elliptic curve cryptosystem)。
だ‐かい【打開】
[名](スル)困難な状態や行き詰まった事情などを切り開いて、解決の糸口をつけること。「局面を—する」「—策」
だじょうかん‐さつ【太政官札】
明治政府の発行した最初の紙幣。慶応4年(1868)5月発行されたが、不換紙幣に国民が慣れないため、流通は困難をきわめた。