こくぼう‐そうしょう【国防総省】
米国の中央官庁の一。陸海空三軍を統轄する最高軍事行政機関。長官には文官をあてる。1947年、国家安全保障法により国家軍事省として設置、1949年の法改正で現組織となる。Department of...
こくぼう‐ちょうかん【国防長官】
米国の国防総省の長官。大統領の指揮下で、文官として陸海空軍および海兵隊を統括する。また、大統領・副大統領・国務長官とともに国家安全保障会議を構成する。
こくぼうほあん‐ほう【国防保安法】
戦時下、軍事・外交・財政・経済等に関する国家機密が敵国に漏洩することを防ぐために制定された法律。昭和16年(1941)制定、昭和20年(1945)廃止。
こく‐みん【国民】
国家を構成し、その国の国籍を有する者。国政に参与する地位では公民または市民ともよばれる。
こくみん‐かんじょう【国民感情】
1 国家や政治家などに対して、一般庶民がいだく気持ち。「—を無視した政策」 2 元首などが発表する公式声明とは別に、その国の人民が他国に対していだく気持ち。「隣国への—が好転する」
こくみん‐きょういく【国民教育】
1 国家が、その維持・発展のために、国民に対して必要な資質・能力の育成を目ざして行う教育。近代国家の成立に伴って生まれた概念。 2 国民としての立場から、その自覚を高めるための教育。
こくみん‐けいざい【国民経済】
国家を単位として、同一の貨幣制度・金融制度・社会制度および経済政策のもとに営まれている経済活動の総体。
こくみん‐こっか【国民国家】
1 ⇒民族国家 2 国民を主体としてつくられた国家。市民社会を基盤としてつくられた国家。
こくみん‐しゅぎ【国民主義】
国民の人権や自由を尊重しつつ、民主的に国家を形成・発展させようとする思想・運動。ナショナリズム。
こくみんしんぶん【国民新聞】
明治23年(1890)徳富蘇峰(とくとみそほう)が創刊した日刊新聞。平民主義の立場から、しだいに国家主義に転じた。昭和17年(1942)「都(みやこ)新聞」と合併し、「東京新聞」となった。