すいちょく‐のうほう【垂直農法】
空間を垂直的に利用して農作物を栽培する方法。土壌を用いず、垂直に積層した栽培棚や、傾斜面、あるいは垂直に設置した定植面などを使用し、温度・水・養分などの栽培環境を人工的に制御して行う。垂直農業。
ストレプトミセス【(ラテン)Streptomyces】
アクチノミセス目ストレプトミセス科の放線菌の総称。土壌中に多い。グラム陽性で、好気性。代謝産物の抗生物質・生理活性物質・酵素・色素などが利用される。ストレプトマイセス。
せいたいけい‐インフラストラクチャー【生態系インフラストラクチャー】
土壌・植物・昆虫などがもたらす生態系サービスを社会基盤に活用すること。グリーンインフラストラクチャーとほぼ同義。生態系インフラ。
せいたいけい‐サービス【生態系サービス】
人類が生態系から得ている利益。淡水・食料・燃料などの供給サービス、気候・大気成分・生物数などの調整サービス、精神的充足やレクリエーション機会の提供などの文化的サービス、酸素の生成・土壌形成・栄養...
せいたいけい‐じゅんせいさんりょう【生態系純生産量】
ある生態系における、炭素の純増または純減する量。光合成による炭素の吸収量から、土壌微生物による有機物の分解に伴う炭素の排出量を差し引くことで求められる。この値が正であれば、生態系による炭素の吸収...
せいたいせい‐どじょう【成帯性土壌】
類似する気候帯の環境に対応して分布する土壌。気温や降雨に応じた植生が、化学的な土壌生成に影響を与えることによる。寒帯のツンドラ、冷帯のポドゾル、熱帯・サバンナのラテライトなどが知られる。気候性土...
せいたい‐ないせいどじょう【成帯内性土壌】
気候以外の局所的な環境に対応して分布する土壌。石灰岩を母岩とする石灰質土壌や、水田のように人為による影響がある土壌などをさす。間帯性土壌。→成帯性土壌
せい‐ち【整地】
[名](スル) 1 建築のため、土地をならし地固めをすること。地ならし。「—して家を建てる」 2 作物の種まきや植え付けのため、土を耕し雑草などを除去して土壌を整えること。
せきしょく‐ど【赤色土】
主として高温多雨の亜熱帯・熱帯に分布する、鉄・アルミニウムの酸化物が多く赤みの強い土壌。土地はやせている。
せっかい‐ひりょう【石灰肥料】
カルシウム分を主成分とする肥料。土壌の酸性化防止のためにも用いられる。生石灰・消石灰・炭酸石灰・石灰窒素など。