こそう‐きん【枯草菌】
好気性細菌の一。大気・枯れ草・下水・土壌の中に存在する大形の桿菌(かんきん)。病原性はない。鞭毛(べんもう)をもち、炭水化物を分解して酸を作る。
コラート‐こうげん【コラート高原】
《Khorat Plateau》タイ北東部、イサーン地方に広がる台地。標高200メートル程度。北側と東側にメコン川が流れ、南をドンレク山脈、西をドンプラヤエン山脈に隔てられる。年間を通じて降水量...
こん‐けん【根圏】
土壌における、植物の根の影響を直接受ける領域。有機物が多く、菌類の活性が高い。
こんりゅう‐きん【根粒菌】
エンドウ・ソラマメなどのマメ科植物の根に共生し、根粒をつくる土壌細菌。空気中の窒素を固定し、アミノ酸や亜硝酸を植物に供給する一方、植物が光合成で生産した炭水化物を得ている。リゾビウム。根粒バクテ...
ささら‐だに【簓蜱】
ササラダニ亜目のダニの総称。黒褐色ないしは黒色をしたものが多く、堅い表皮に覆われ、一見微小な甲虫を思わせる。土壌表層やコケの中にすみ、落ち葉や枯れ枝などを食う。
さじょう‐ど【砂壌土】
砂土(さど)よりも粘土の多い土壌。粘土の含有量が12.5〜25パーセントのもの。
さ‐ど【砂土】
砂の多い土壌。含まれる粘土が12.5パーセント以下の土壌をいう。
さんせい‐しょくぶつ【酸性植物】
泥炭地・湿原、酸性に傾いた畑地などの酸性土壌によく生育する植物。ミズゴケ・アシ・スゲ・スギナなど。
さんせい‐どじょう【酸性土壌】
酸性反応を示す土壌。雨の多い地方に多く、土壌中の塩基が流出したり、酸性物質が集積したりして生じる。耕作には適さない。酸性土。
ざんりゅう‐ほうしゃせいぶっしつ【残留放射性物質】
核爆発や原発事故によって環境中に放出され、土壌や食品などに残留し続ける放射性物質。爆発や事故で直接生じた核分裂生成物のほか、中性子線を浴びて放射化された元素などがある。