じ‐つき【地付き/地着き】
1 その土地に昔から住んでいること。土着。「—の古老に話を聞く」 2 魚が季節にかかわらず、一定の水域にいつくこと。
じ‐どり【地鳥/地鶏】
《「じとり」とも》 1 土着の鶏のこと。その地方で品種化された鶏。 2 (「地鳥」と書く)その土地でとれた鳥。「—の鴨(かも)」〈浮・胸算用・三〉 [補説]1で、JAS法には、血統だけでなく、2...
ジャガンナート‐じいん【ジャガンナート寺院】
《Jagannath Temple》インド中東部、オリッサ州の都市プリにあるヒンズー教寺院。12世紀の建立。高さ65メートルの巨大な白い塔がある。オリッサ地方の土着神だったジャガンナートが、のち...
スンバ‐とう【スンバ島】
《Pulau Sumba》インドネシア南部、小スンダ列島中部の島。旧称サンダルウッド島。フローレス島の南西沖合に位置し、スンバ海峡で隔てられる。乾燥したサバンナ気候のため農業に適さないが、馬とビ...
せいわ‐げんじ【清和源氏】
清和天皇の子孫で源姓を賜った氏。天皇の皇子の孫、経基王の一流が栄えて諸国に分かれ、地方に土着して武士団の棟梁となり、勢力をのばした。頼義・義家のとき関東武士と結んで地盤を築き、頼朝は鎌倉幕府を開...
たけだ【武田】
姓氏の一。 中世、甲斐(かい)の守護・戦国大名の家。清和源氏。源義光の三男義清が甲斐国北巨摩(きたこま)郡武田村に土着してからこの名を称したと伝えられる。 [補説]「武田」姓の人物武田勝頼(...
ちゃく【着】
[音]チャク(漢) ジャク(ヂャク)(呉) [訓]きる きせる つく つける [学習漢字]3年 〈チャク〉 1 衣服などを身につける。「着衣・着脱・着帯・着用」 2 ぴったりとくっつける。くっ...
チュト‐じいん【チュト寺院】
《Candi Ceto》インドネシア、ジャワ島中部にある寺院。スラカルタ(ソロ)の東約40キロメートルに、ラウ山北麓に位置する。15世紀後半に建造。土着の自然信仰にヒンズー教や仏教の影響を受けた...
とよくこん【吐谷渾】
中国の五胡十六国時代から唐代、青海地方にあった遊牧民族国家。4世紀初めに鮮卑系の一部がチベット系の土着の羌(きょう)族を支配して成立した。663年、吐蕃に滅ぼされた。
とんでん‐へい【屯田兵】
1 土着して平時は農業に従事している兵。 2 明治政府が北海道の開拓と警備のために設置した農兵。明治8年(1875)から同37年まで続いた。