つち‐あけび【土通草/土木通】
ラン科の多年草。木陰に生える菌従属栄養植物。高さ約50センチ、茎は太く直立し葉がなく、全体が黄褐色。初夏、淡黄色の花を総状につける。果実は肉質で赤く、アケビに似る。果実を干したものは土通草(どつ...
つち‐あそび【土遊び】
[名](スル)土をこねて、いろいろの形を作るなどして遊ぶこと。泥遊び。つちいじり。
つち‐い【土居】
1 建築物の土台。「—に苔(こけ)むせり」〈方丈記〉 2 帳台・几帳(きちょう)などの柱の下の台。「—のもとにて抱き取りたれば」〈宇津保・蔵開上〉
つち‐いきれ【土熱れ/土熅れ】
強い日光を受け、土が熱気を発すること。また、その熱気。
つち‐いじり【土弄り】
[名](スル) 1 「土遊び」に同じ。 2 趣味として畑作や園芸をすること。
つち‐いっき【土一揆】
室町中期、畿内を中心に頻発した農民・地侍の武装蜂起。年貢の減免や徳政を要求して、荘園領主・守護大名、また酒屋・土倉(どそう)などの高利貸とも武力で争った。どいっき。
ど‐いっき【土一揆】
⇒つちいっき
土(つち)一升(いっしょう)に金(かね)一升(いっしょう)
地価が非常に高いことをいう言葉。
つち‐いみ【土忌(み)】
陰陽道(おんようどう)で、土公神(どくじん)のいる方角を犯す土木・建築工事を忌み嫌うこと。やむを得ず工事をするときは方違(かたたが)えをした。
つち‐いれ【土入れ】
生育中の麦や陸稲(りくとう)などの根元に、土をふるいこむこと。霜害やむだな生長を防ぐために行う。