つち‐はんみょう【土斑猫/地胆】
甲虫目ツチハンミョウ科の昆虫の総称。体長1〜2センチ。体は青黒くてつやがある。腹は平たく、雌では特に大きい。前翅(まえばね)は短く、後ろ翅は退化しているので飛べず、歩き回る。体内に含む有毒なカン...
つち‐ばし【土橋】
「どばし(土橋)」に同じ。
つち‐ばち【土蜂】
1 膜翅(まくし)目ツチバチ科の昆虫の総称。体は大形で黒色、腹部は長く大きく、金色の毛が密生し、横縞のあるものが多い。雌は、地中に潜むコガネムシの幼虫に卵を産みつける。《季 春》 2 クロスズメ...
つち‐びさし【土庇/土廂】
数寄屋造りなどで、地面に柱を立て、深く張り出させた庇。どびさし。
つち‐ふまず【土踏まず】
足の裏のくぼんだところ。立ったとき、床に触れない部分。
つち‐ふ・る【土降る/霾る】
[動ラ四]風に吹き上げられた土や砂が降る。《季 春》「真円(まんまる)き夕日—・るなかに落つ/汀女」「雲端に—・る心地して」〈奥の細道〉
つち‐ふるい【土篩】
土を入れてふるい分ける、目の粗いふるい。多く竹を編んで作る。
つち‐ぶた【土豚】
管歯目ツチブタ科の哺乳類。体重50〜70キロ。背が丸く太った体つきや鼻先の形などは豚に似るが、耳と尾は長い。歯は管状の六角柱が集まってできており、舌が長く、シロアリなどを食う。夜行性。アフリカの...
つち‐ぶね【土船/土舟】
1 土砂を運ぶ船。「引汐の堀割に繋(つな)いだ—」〈荷風・すみだ川〉 2 土でつくった船。昔話「かちかち山」に出てくるどろぶね。
つち‐へん【土偏】
漢字の偏の一。「地」「城」などの「土」の部分の称。