ど‐へん【土偏】
⇒つちへん(土偏)
つち‐ぼこり【土埃】
風に吹かれて舞い上がる細かい土砂。すなぼこり。「—が立つ」「—を上げる」
つち‐ぼたる【土蛍/地蛍/蛍蛆】
1 蛍の幼虫。淡黒色の蛆(うじ)状で、水辺におり、尾部が発光する。みぞぼたる。 2 双翅(そうし)目キノコバエ科の昆虫、ヒカリキノコバエの幼虫。洞穴など暗い場所にすみ、蛍に似た青白い光を発して小...
つち‐ぼとけ【土仏】
土でつくった仏像。どぶつ。
土仏(つちぼとけ)の水遊(みずあそ)び
《土仏が水に溶けて崩れていくところから》身の破滅を招くようなことをみずからすることのたとえ。土仏の水狂い。土仏の水なぶり。
土仏(つちぼとけ)の夕立(ゆうだち)に逢(お)うたよう
《土仏が大雨で崩れるようすから》しょんぼりしたさまのたとえ。
つちみかど【土御門】
姓氏の一。平安時代以来、天文道・陰陽道(おんようどう)をもって朝廷に仕えた家系。阿倍倉梯麻呂(くらはしまろ)の子孫安倍晴明を祖とし、代々その業を世襲した。 [補説]「土御門」姓の人物土御門通親(...
つち‐みかど【土御門】
平安京大内裏外郭東面の上東門の異称。また、西面の上西門を西の土御門と称した。築地(ついじ)を切り抜いただけで、屋根のないところからいう。
つちみかど‐しんとう【土御門神道】
近世神道の一派。江戸初期、土御門泰福(やすとみ)が垂加(すいか)神道説を説く山崎闇斎(やまざきあんさい)の教えを受けてその理論を体系づけて唱え始め、その門人安井算哲が大成。中世から陰陽道を管轄し...
つちみかど‐だいり【土御門内裏】
京都土御門大路の南、烏丸の西にあった里内裏。 土御門大路の北、東洞院大路の東にあった里内裏。元弘元年(1331)光厳天皇が皇居と定めてから北朝歴代の皇居となった。現在の京都御所の地。土御門東...