やまと‐せいけん【大和政権】
大和および河内(かわち)を中心とする諸豪族の連合政権。大王(おおきみ)とよばれる首長を盟主に、畿内地方から4世紀中ごろには西日本を統一し、4世紀末には朝鮮に進出。種々の技術を持つ渡来人を登用し、...
やまと‐まい【大和舞/倭舞】
1 日本固有の歌舞の一。大和地方の風俗歌舞で、礼拝を舞踊化したもの。鎮魂祭や大嘗祭(だいじょうさい)などに行われる。現在は舞人四人。大和歌に合わせて舞う。都舞。 2 神楽の一種で、1に由来した祭...
やまと‐むね【大和棟】
奈良県・大阪府河内地方・三重県伊賀地方で行われた民家の一形式。急な勾配の藁葺(わらぶ)き屋根の両妻部分を瓦葺きにして、一段低く緩勾配の屋根を設けたもの。高塀造(たかへづくり)。
やまと‐やさい【大和野菜】
奈良地方で第二次大戦前から栽培されている特産野菜。大和まな、宇陀金(うだきん)ごぼうなど20品目が認定されている。
やまなか‐ぶし【山中節】
石川県の山中温泉地方でうたわれる民謡。盆踊り甚句から出て、浴客相手の座敷歌に変わった。
やまなし【山梨】
中部地方南東部の県。県庁所在地は甲府市。もとの甲斐(かい)国にあたる。人口86.3万(2010)。 山梨県中北部の市。笛吹川の上流域。ブドウ・桃の栽培が盛ん。人口3.7万(2010)。
やまぶし‐かぐら【山伏神楽】
東北地方の山伏が伝えた神楽。御神体の獅子を舞わす権現舞(ごんげんまい)のほか、多くの演目があり、地方によって能舞・番楽(ばんがく)などという。
やま‐べ
1 関東地方で、オイカワの別名。 2 北海道・東北地方で、ヤマメの別名。
やま‐ゆき【山雪】
山に降る雪。北陸地方で、平野部よりも山間部に多く降る雪。⇔里雪。
やま‐ゆり【山百合】
ユリ科の多年草。山野に自生し、高さ約1.5メートル。葉は披針形で互生。夏、白色のらっぱ状の花が横向きに開く。花の内面には赤い斑点があり、強い香りを放つ。本州の近畿地方以北に多い。鱗茎(りんけい)...