えき‐せい【駅制】
古代、律令制で中央政府と地方との連絡・通信のために設けられた交通制度。諸道の30里(約16キロ)ごとに一駅が置かれ、官吏や使者に馬・食糧を提供した。
えき‐れい【駅鈴】
律令制で、官命によって旅行する者に中央官庁と地方国衙(こくが)から下付した鈴。駅馬の供与を受ける資格を証明し、これを鳴らしながら旅行した。えきろのすず。うまやのすず。
エクサン‐プロバンス【Aix-en-Provence】
フランス南東部、プロバンス地方、ブーシュ‐デュ‐ローヌ県の都市。中世よりプロバンス伯爵領の首都になり、15世紀から16世紀にかけて、大学や高等法院が置かれ、政治、学問、司法の中心地となった。画家...
エクス‐レ‐バン【Aix-les-Bains】
フランス南東部、オーベルニュ‐ローヌ‐アルプ地方、サボア県の都市。ブルジェ湖の東岸に位置する観光保養地。古代ローマ時代より温泉地として知られ、当時の浴場の遺跡がある。
エケルト‐ずほう【エケルト図法】
《Eckert Projections》地図投影法の一。中高緯度地方のひずみは小さく、緯線は平行直線で示される。世界全図に利用。正積図法。発案者の名にちなむ。エッケルト図法。
えさし‐おいわけ【江差追分】
北海道の民謡で、江差地方の座敷歌。信濃追分が越後から船乗りなどによって伝えられ、変化したものという。松前追分。
エジンバラ‐ツイード【Edinburgh tweed】
英国のエジンバラ地方産のツイードのこと。弾力性と腰のある丈夫なツイード。
エスキモー‐けん【エスキモー犬】
北極地方で、そり犬として用いられる犬。雑種化しており、固定した品種ではない。主に立ち耳で巻き尾。
エステート【estate】
封建的地主の大所有地。特に、欧米人が熱帯・亜熱帯地方に開いた大規模な農園をいう。ここでプランテーション農業が営まれる。
えぞ‐たんぽぽ【蝦夷蒲公英】
キク科タンポポ属の多年草。中部地方から東北・北海道に分布する、日本在来のタンポポ。外側の総苞片(そうほうへん)は幅が広く卵形。総苞には角状突起がほとんどない。花期は3〜5月。