わりご‐そば【破り子蕎麦】
皮付きのソバをひいて手打ちにし、塗り物の破り子に盛って何個も重ねて供するそば。その数を競うようにして、つゆや薬味を加えて食べる。出雲(いずも)地方の名物。
ワルグラ【Ouargla】
アルジェリア東部、サハラ砂漠にあるオアシス都市。10世紀に建設。フランス植民地時代、同地方の支配拠点となった。ナツメヤシ、穀物、柑橘(かんきつ)類の生産が盛ん。産油地ハッシメサウドに近い。
ワルトブルク‐じょう【ワルトブルク城】
《Wartburg》ドイツ中部、チューリンゲン州の都市、アイゼナハにある城。チューリンゲン地方伯ルートウィヒ=デア=シュプリンガーが1067年に建造し、以来、度重なる増改築がなされて現在の姿にな...
われゆくもののごとく【われ逝くもののごとく】
森敦の長編小説。終戦後の庄内地方を舞台に、人々の生と死を方言を多用した文体で表現する。昭和62年(1987)刊行。同年、第40回野間文芸賞受賞。
わんかし‐でんせつ【椀貸し伝説】
多数の膳や椀が必要なとき、塚・池・淵・洞穴などの前で頼むと貸してくれるという伝説。こわしたり、数をごまかしたりすると、以後貸してくれなくなるという。東北地方から九州まで広く分布している。
わんこ‐そば【椀子蕎麦】
小ぶりの椀に入れたそばを、客が断るまで客の椀に次々と投げ入れて空にならないようにもてなすもの。盛岡地方の名物。