おりこう【織工】
《原題、(ドイツ)Die Weber》ハウプトマンの戯曲。5幕。1893年初演。シュレジエン地方の搾取に苦しむ織工たちの暴動事件を扱った社会劇。作者の自然主義時代の代表作。
おり‐のぼり【下り上り】
1 おりることと、のぼること。のぼりおり。 2 宮中に仕える人が出仕し、また退出すること。「局(つぼね)の—などにも」〈たまきはる〉 3 都と地方とを行き来すること。「売り買ひのため筑前へは毎年...
おり‐のぼ・る【下り上る】
[動ラ四] 1 高い所と低い所との間をおりたりのぼったりする。のぼりおりする。「この国の海山より竜は—・るものなり」〈竹取〉 2 貴人の御前に出仕し、退出する。「女房ぞ弘徽殿に局して—・りける」...
おりべ‐やき【織部焼】
桃山時代、美濃地方で産した陶器。その名は茶人古田織部好みの奇抜な形・文様の茶器を多く産したことによる。釉(うわぐすり)の色により青織部・赤織部・黒織部などがある。
オリンピコ‐げきじょう【オリンピコ劇場】
《Teatro Olimpico》イタリア北東部、ベネト州の都市ビチェンツァにある16世紀建造の劇場。アンドレア=パラディオが古代ローマ時代の円形劇場を模して設計したが、建設半ばにして死去し、弟...
オリンポス【Olympos/Όλυμπος】
ギリシャ北部、テッサリアとマケドニアの両地方の境にある山。標高2917メートル。ギリシャ神話の神々が頂上に住んだといわれる。同国の最高峰。オリュンポス。 小アジアにあった古代都市。現在のトル...
オリーブ【(フランス)olive】
1 モクセイ科の常緑高木。高さ7〜18メートル。葉は細長く、表面が暗緑色、裏面が銀色で、対生する。5〜7月ごろ、黄白色の香りのよい花を総状につける。黄緑色の実は熟すると黒紫色になり、油がとれる。...
オリーブ‐やま【オリーブ山】
《Mount of Olives》パレスチナ地方の古都エルサレム東部の山。標高814メートル。西麓(せいろく)に、キリストが最後の祈りをささげたゲッセマネの園がある。聖書ではかつて橄欖山(かんら...
オルシュティン【Olsztyn】
ポーランド北部の都市。マズーリ地方の交通・商工業・文化の中心地。14世紀にドイツ騎士団によって建設。プロシア領、ドイツ領を経て、第二次大戦後にポーランド領となった。ミシュラン社のタイヤ工場が立地...
オルタ‐こ【オルタ湖】
《Lago d'Orta》イタリア北西部、ピエモンテ州にある湖。同国北部の湖水地方にある湖の中で最も小さい。湖には同地方の守護聖人ジュリオを祭る教会があるサンジュリオ島が浮かぶ。主な町はオルタサ...