じ‐たい【地体】
[名]根本的なこと。本質。根源。「何だか—は更にわからぬ」〈二葉亭・浮雲〉
[副]もともと。そもそも。元来。自体。「—欲には目のない輩(てあい)のこと」〈荷風・腕くらべ〉
じ‐たたら【地蹈鞴】
《「じだたら」「じただら」とも》「蹈鞴(たたら)」に同じ。
地蹈鞴(じたたら)を踏(ふ)・む
「地団駄(じだんだ)を踏む」に同じ。「裏切られたと知り、—・んで泣き叫んだ」
じ‐たま【地卵/地玉】
「じたまご」に同じ。
じ‐たまご【地卵】
その土地で産した鶏卵。じたま。
じ‐だい【地代】
《「ちだい」とも》 1 他人の土地を借りた者がその地主に支払う借地料。 2 土地を売買するときの値段。地価(ちか)。
ち‐だい【地代】
⇒じだい(地代)
じ‐だい【地大】
仏語。四大(しだい)・五大・六大の一。すべての堅い性質をもち、保持作用をするもの。ちだい。
ち‐だい【地大】
⇒じだい(地大)
じ‐だみ【地溜み】
蒔絵(まきえ)の工程で、金銀粉を置くために下地に薄く漆を引くこと。「—筆」