じ‐ばなし【地噺/地咄】
落語で、会話やしぐさによる通常の演出をとらず、叙述説明によって話を展開させるもの。
じ‐ばなれ【地離れ】
1 川魚などが春になって川底から離れて泳ぐようになること。釣りでいう。 2 地者(じもの)でなくなること。素人女でなくなること。
じ‐ばら【地腹】
子をはらんだりしていない、自然の状態の腹。常腹(じょうばら)。
じ‐ばり【地張り】
1 型紙捺染(なっせん)で、捺染板の両面にのりをつけて乾かし、水または姫のりを薄くひいて、その上に捺染する絹や布をしわのできないように張りつけること。じばい。 2 布に水をひいて伸子(しんし)張...
じ‐ばれ【地腫れ】
[名](スル)傷口やできものの周りの皮膚が、一面にはれること。「おできがうんで—している」
じ‐ばん【地盤】
1 地面。地殻の表層部。「—がゆるい」 2 建造物・工作物などを据える基礎となる土地。土台。「家の—を固める」 3 活動するための足場。勢力範囲。根拠地。「組織の確固たる—を築く」 4 選挙で、...
じばん‐ちんか【地盤沈下】
1 地表面が沈下する現象。地殻運動や堆積物(たいせきぶつ)の収縮による自然沈下のほか、地下水の過剰揚水による地層の収縮から起こるものがある。 2 (比喩的に)上向きであった勢いが衰えること。また...
じばん‐ほしょうせいど【地盤保証制度】
地盤調査・地盤補強工事の瑕疵(かし)によって住宅が沈下して傾いたり部分的に陥没するなどした場合、住宅事業者に対して、再発防止・補修・賠償などに必要な費用の一部が保険金として支払われる制度。住宅保...
じ‐ひびき【地響き】
1 重い物が落ちたり動いたりしたときの音や震動が、地面を伝わって響いてくること。また、その響き。「—を立てて列車が通る」 2 地震や噴火で、大地が鳴り響くこと。地鳴り。
じ‐びき【地引き/地曳き】
1 地引き網を引くこと。また、地引き網。 2 家屋などを建築するにあたり、地ならし・地突きの際に行う儀式。地曳き祭り。