びう【眉雨】
古井由吉の短編小説、および同作を表題作とする小説集。小説集は、昭和61年(1986)刊行で、ほかに「中山坂」「踊り場参り」などの作品を収める。
フェード‐げんしょう【フェード現象】
自動車で長い坂道を下る際に、フットブレーキを使いすぎることでブレーキパッドが過熱し、制動力が落ちる現象。→ベーパーロック
ふえふき【笛吹】
山梨県中央部にある市。貫流する笛吹川に沿った平地でモモ・ブドウ・カキなどの果樹栽培が盛ん。平成16年(2004)春日居(かすがい)町、石和(いさわ)町、御坂(みさか)町、一宮(いちのみや)町、八...
ふくい‐くうこう【福井空港】
福井県坂井市にある空港。地方管理空港の一。昭和41年(1966)開港。福井平野のほぼ中央に位置する。
ふくい‐へいや【福井平野】
福井県中部にある沖積平野。九頭竜(くずりゅう)川下流域に位置し、広義には南部の武生(たけふ)盆地を含む。また、北部を坂井平野ということもある。県の穀倉地帯であり、政治経済の中心。越前平野。
ふくしま【福島】
東北地方南部の県。陸奥(むつ)から分かれた岩代(いわしろ)と磐城(いわき)の2国にあたる。人口202.9万(2010)。
福島県北部の市。県庁所在地。江戸時代は奥州街道の宿駅で、板倉氏の城下...
ふしぐろ‐せんのう【節黒仙翁】
ナデシコ科の多年草。山地の樹陰に生え、高さ50〜70センチ。茎の節は紫黒色で太く、卵形の葉が対生してつく。夏、朱赤色の5弁花を開く。逢坂草(おうさかそう)。
ふしみ‐じゅうごこくぶね【伏見十五石船】
江戸時代、過書船(かしょぶね)とともに淀川に就航し、伏見から大坂まで貨客を運んだ伏見奉行支配下の15石積み川船。伏見船。
ふしみ‐じょう【伏見城】
伏見にあった城。文禄3年(1594)豊臣秀吉が住居として築城。秀吉の死後、子の秀頼は大坂城を本拠としたので、徳川家康が入城。豊臣家滅亡後の寛永2年(1625)幕命により破却。第二次大戦後、天守閣...
ふそうめいがでん【扶桑名画伝】
江戸後期に編纂(へんさん)された日本の画家の伝記。信州須坂藩主堀直格(ほりなおただ)の草稿を国学者黒川春村が増補訂正。