すいへい‐ぼう【水兵帽】
水兵がかぶる帽子。また、これをまねた子供の帽子。頂部は平らで、ひさしがなく、ふちにリボンを巻いてその端を後ろに垂らす。
すす‐ばな【洟】
鼻水。また、それをすすること。「—ヲ垂ラス」〈日葡〉
す‐だれ【簾】
1 《「簀垂(すだ)れ」の意》細く割った竹やアシなどを横に並べ、糸で編み連ねたもの。部屋の隔てや日よけ・目隠しなどに掛けて垂らす。す。《季 夏》「二つ吊(つ)りし—の透間花柘榴(ざくろ)/虚子」...
すべら‐か・す【滑らかす】
[動サ四] 1 すべるようにする。すべらせる。「強盗を—・さん料に…小竹のよを多く散らし置きて」〈著聞集・一六〉 2 髪を背に長く垂らす。すべらかしにする。「今日より内裏上﨟の、髪も改め—・し」...
すみ‐ぼうし【角帽子】
1 死者にかぶせる頭巾(ずきん)。すんぼうし。 2 能のかぶり物の一。上がとがり、後ろを背中へ長く垂らす頭巾。ワキ僧の大部分とシテの一部が用いる。すんぼうし。
た・る【垂る】
[動ラ四] 1 物の末端が下方へさがる。たれさがる。「あさましう高うのびらかに、先の方少し—・りて」〈源・末摘花〉 2 したたる。流れおちる。「父の命はたくづのの白ひげの上ゆ涙—・り嘆きのたば...
たれ【垂れ】
1 たれること。また、たれているもの。「更紗の—を下げた、どす暗い料理場で」〈三重吉・小鳥の巣〉 2 垂れ駕籠(かご)のむしろ戸。 3 帯やひもの端の結び下がり。 4 剣道の防具で、胴の下に垂ら...
ちょう【帳】
1 帳面。帳簿。「雑記—」「節季に—かたげた男の貌を見ぬを」〈浮・永代蔵・二〉 2 部屋の仕切り、また、目隠しのために垂らす布帛(ふはく)。とばり。たれぎぬ。 3 「帳台1」に同じ。「寝殿の東面...
ツイン‐テール
《(和)twin+tail》女性の髪形の一。髪を後頭部で二つに束ね、肩のあたりに掛かるように垂らすもの。
つる・す【吊るす】
[動サ五(四)]物をひもや縄などで結んで下へ垂らす。つり下げる。ぶらさげる。「軒先に風鈴を—・す」「洋服をハンガーに—・す」 [可能]つるせる