しな‐だ・れる【撓垂れる】
[動ラ下一][文]しなだ・る[ラ下二] 1 重みのためにしなって垂れ下がる。「雪で—・れた枝」 2 「撓垂れ掛かる」に同じ。「恋人に—・れて歩く」
すい‐か【垂下】
[名](スル)垂れ下がること。垂らすこと。「その髯(ひげ)が…頤(あご)の方向に—している」〈啄木・雲は天才である〉
すい‐ちょく【垂直】
[名・形動] 1 まっすぐに垂れ下がること。また、そのさま。「—な線を引く」 2 水平面・地平面に対して直角の方向を示すこと。また、そのさま。「がけが—に切り立つ」 3 数学で、直線と直線、直線...
すずめ‐の‐ちゃひき【雀の茶挽】
イネ科の一年草。日当たりのよい荒地に群生し、高さ約60センチ。夏、淡緑色の平たい小穂が垂れ下がる。牛馬の飼料にする。
たき‐の‐いと【滝の糸】
滝の水が筋をなして落ちるようすを、糸が垂れ下がるのに見立てていう語。滝の白糸。「流れくるもみち葉見れば唐錦—もて織れるなりけり」〈拾遺・冬〉
だ【朶】
[音]ダ(慣) 枝などが垂れ下がる。また、枝。「朶雲(だうん)/耳朶(じだ)・粗朶・万朶」
にく‐すい【肉垂】
鳥の頰(ほお)や顎(あご)の辺りに垂れ下がる肉質の塊。肉垂れ。
ねむ‐の‐き【合歓木】
マメ科の落葉高木。東北地方以南の山野に自生。葉は羽状複葉で、互生し、小葉が数十枚並んでつく。夜になると、小葉が手を合わせたように閉じて垂れ下がる。夏、淡紅色の約20個からなる頭状の花をつけ、夕方...
ハング【hang】
[名](スル) 1 つるすこと。掛け下げること。また、垂れ下がること。 2 「ハングアップ」に同じ。「—して画面のカーソルが動かない」 3 「オーバーハング」の略。「岩壁中央の—帯」
びじょう‐かじょ【尾状花序】
穂状花序の一型。花軸に柄のない単性花が密について垂れ下がるもの。クリ・クルミ・ハンノキ・ヤナギの雄花などにみられ、花後は花序ごと脱落する。