ボールトちょぞう‐ほうしき【ボールト貯蔵方式】
原子力発電所から出る使用済み核燃料を気体中で貯蔵する乾式貯蔵の一つ。コンクリート製の大きな空洞に垂直に並べた収納管の中に、使用済み燃料を封入したキャニスターと呼ばれる円筒状のステンレス容器を入れ...
ボール‐ばん【ボール盤】
《(オランダ)boor-bankまたは(ドイツ)Bohrbankから》工作物をテーブル上に載せ、ドリルで垂直に穴をあける工作機械。穿孔(せんこう)機。
ポアソン‐ひ【ポアソン比】
弾性体を引き伸ばしたとき、あるいは押し縮めたとき、その力の方向の伸び、あるいは縮みと、垂直方向の縮み、あるいは伸びとの比。1826年にフランスの物理学者ポアソンが導入。ポアッソン比。
ポインティング‐ベクトル【Poynting's vector】
電磁波のエネルギーの流れを表すベクトル。その大きさは、電磁波の進行方向に垂直な単位面積を単位時間に通過するエネルギーに等しい。英国の物理学者ポインティングによって導入された。
ポプラ【poplar】
ヤナギ科の落葉高木。高さ約20メートル。幹は直立し、枝は短くて垂直方向に伸び、葉は菱状卵形で縁にぎざぎざがある。雌雄異株。北ヨーロッパの原産。街路樹や庭園樹に用いられ、北海道大学にある並木は有名...
ポートレート‐モード【portrait mode】
《portraitは肖像画の意》DTPや印刷業界などにおける、印刷用紙の向きの呼び方。長方形の用紙の短い辺を水平に、長い辺を垂直に配置する置き方をいう。縦置き。→ランドスケープモード
ポール‐ダンス【pole dance】
垂直に固定された棒(ポール)を使って踊るダンス。上り下りや回転、倒立などを組み合わせる。娯楽的な見世物として行われるほか、近年では運動や競技としても発達している。ポールダンシング。
まぐさしき‐こうぞう【楣式構造】
垂直な支柱とそれに支えられた横木を基本とする建築構造。柱と梁(はり)を組み合わせる日本建築や、古代ギリシャ建築にみられる。→拱式(きょうしき)構造
まさつ‐かく【摩擦角】
物体が面の上に接触し、面から摩擦力と垂直抗力が及ぼされているとき、摩擦力と垂直抗力の合力と、垂直抗力のなす角。摩擦係数μは、摩擦角をφとすると、μ=tanφで表される。
まさつ‐けいすう【摩擦係数】
二つの物体の接触面に働く摩擦力と、接触面に垂直に作用する圧力(垂直抗力)との比。同じ組み合わせの物体では一般に、静止摩擦・滑り摩擦・転がり摩擦の順に小さい値となる。