つめ‐の‐あか【爪の垢】
1 爪と指との間にたまっているあか。 2 物事の少ないことのたとえに用いる語。ごくわずか。「—ほどの思いやりもない」
て‐あか【手垢】
手のあか。手でさわったために、その物についたよごれ。「—を落とす」「—にまみれたノート」
ひと‐あか【人垢】
1 人の肌や衣類などについた垢。 2 他人の垢。
ふけ【雲脂/頭垢】
頭の皮膚にできる、角質に分泌物がまじって乾いた、うろこ状の白いもの。
みず‐あか【水垢】
水に溶け込んでいた物質が分離して固まったもの。物に付着したり水中に浮遊したりする。みあか。
みみ‐あか【耳垢】
耳の穴にたまる垢。みみくそ。じこう。
む‐く【無垢】
[名・形動] 1 仏語。煩悩のけがれを離れて、清浄であること。 2 けがれがなく純真なこと。うぶなこと。また、そのさま。「—な少女」 3 金・銀などがまじりけのないこと。「金—」 4 和服で、表...
め‐あか【目垢】
「目脂(めやに)」に同じ。
ゆ‐あか【湯垢】
1 鉄瓶・浴槽などの内側に付着する垢に似たもの。水中に含まれるマグネシウムやカルシウムの沈殿したもの。 2 缶石(かんせき)のこと。
よく‐あか【欲垢】
欲心が身をけがすことを垢にたとえていう語。「—と梵悩(ぼんなう)と洗ひ清めて」〈滑・浮世風呂・前〉