いしがき【石垣】
京都市の石垣町のこと。東山区宮川町付近をいう。寛文10年(1670)鴨川に石垣で護岸工事をしたところからの名。色茶屋が多かった。いしがけまち。
いし‐がけ【石崖/石垣】
「いしがき」に同じ。
いた‐がき【板垣】
板で作った垣。板塀。
いたがき【板垣】
姓氏の一。 [補説]「板垣」姓の人物板垣征四郎(いたがきせいしろう)板垣退助(いたがきたいすけ)
いながき【稲垣】
姓氏の一。 [補説]「稲垣」姓の人物稲垣足穂(いながきたるほ)稲垣浩(いながきひろし)
いばら‐がき【茨垣】
バラ・カラタチなど、とげの多い木で作った生け垣。ばらがき。
いわ‐かき【岩垣】
《「いわがき」とも》 1 岩が垣根のように取り囲んでいる所。「見し人もなき山里の—に心長くも這(は)へる葛(くず)かな」〈源・総角〉 2 岩石で築いた垣根や塀。〈日葡〉
うぐいす‐がき【鶯垣】
クロモジの木で造った編み目の細かい柴垣(しばがき)。茶室の庭などに用いられる。
うた‐がき【歌垣】
1 古代、求愛のために、男女が春秋2季、山や市(いち)などに集まって歌い合ったり、踊ったりした行事。東国では嬥歌(かがい)という。 2 奈良時代には、踏歌(とうか)のこと。→踏歌 [補説]人々が...
うのはな‐がき【卯の花垣】
ウツギでつくった生け垣。うのはながきね。《季 夏》