あわた【粟田】
山城国愛宕(おたぎ)郡の地名。現在の京都市左京区から東山区にわたる。平安京の別荘地であった。
あわたぐち【粟田口】
姓氏の一。 山城鍛冶(かじ)の刀工の家名。京都の粟田口に住んだところから、この系統を粟田口派という。 大和絵の一派の家名。 [補説]地名・狂言の曲名別項。→粟田口[地名] →粟田口[狂言]「...
あわの‐ぜん【粟野膳】
茨城県粟野産の折敷膳(おしきぜん)。かんな目が現れるように漆を薄黄色に塗ってある。水戸折敷(みとおしき)。
アンカラ‐じょう【アンカラ城】
《Ankara Kalesi》トルコの首都アンカラにある城。古代ローマ帝国時代にガラテヤ人が築いた砦に起源する。7世紀に東ローマ皇帝ヘラクレイオス1世により、アラブ人の侵攻に備えて内側の城壁が築...
アンギャン‐じょう【アンギャン城】
《Château d'Enghien》ベルギー西部、エノー州の町アンギャンにある城。17世紀につくられたダランベール家の広大な庭園が有名。建物は20世紀初頭に建てられた。
アンコール‐トム【Angkor Thom】
《「大きい町」の意》カンボジア北部、アンコールにある都城遺跡。12世紀末、クメール王朝のジャヤバルマン7世により建設。一辺3キロメートルの正方形の城壁内に、王宮、バイヨン寺院、ヒンズー教寺院バプ...
アンジェ【Angers】
フランス西部、メーヌ‐エ‐ロアール県の都市。同県の県都。メーヌ川に面し、古くから交通の要衝として栄え、10世紀にアンジュー伯領の宮廷が置かれた。アンジェ城、サンモーリス大聖堂などの歴史的建造物が...
アンジェ‐じょう【アンジェ城】
《Château d'Angers》フランス西部、メーヌ‐エ‐ロアール県の都市、アンジェにある城。13世紀、アンジュー伯の城をルイ9世が大きく改築し、直径18メートルの円塔を17棟もつ堅固な城壁...
アンジャル【Anjar】
レバノン東部、レバノン山脈の麓、ベカー高原にある城塞都市の遺跡。ベイルートの東約50キロメートルに位置する。8世紀にウマイヤ朝のワリード1世により建設。城壁に囲まれ、ビザンチン様式の細い柱とアー...
アンジュー‐とりで【アンジュー砦】
《Maschio Angioino》⇒ヌオボ城