かたくら‐かねたろう【片倉兼太郎】
[1850〜1917]事業家。長野の生まれ。製糸業を始め、明治28年(1895)片倉組を設立し、片倉財閥の基礎を築いた。
かたな‐がり【刀狩(り)】
武士以外の者が持っている刀・槍などの武器を没収すること。天正16年(1588)豊臣秀吉による刀狩り令が有名。これによって兵農分離を行い、近世封建体制の基礎をつくった。
かたま・る【固まる】
[動ラ五(四)] 1 やわらかい物や液状の物、または粒状の物が、しだいに固くなる。固形状になる。凝固する。「粘土が—・る」「血が—・る」 2 1か所に集まる。寄り合う。一団となる。「五人が—・っ...
かのう‐は【狩野派】
日本画の一流派。室町中期に起こり、武家政権の庇護のもとに、日本画の主流を占めつつ、江戸時代を通じて将軍家御用絵師としての家業を世襲した。始祖の正信は、禅僧の宋元画を継いで水墨画を主とし、その子の...
カバラ【Kavala/Καβαλα】
ギリシャ北部、マケドニア地方東部の港湾都市。エーゲ海北岸、カバラ湾に面する港をもち、タバコの集散地として有名。古代ローマ時代より、古代都市フィリピの外港として栄えた。東ローマ帝国時代の城塞、オス...
カフラーおう‐の‐ピラミッド【カフラー王のピラミッド】
《Pyramid of Khafre》エジプト北部、首都カイロ近郊の都市ギザにあるピラミッド。古代エジプト古王国第4王朝、カフラー王のものとされる。巨大な四角錐の石造建造物で、基礎部分の一辺の長...
かぶ‐こうぞう【下部構造】
《(ドイツ)Unterbau》史的唯物論で、一定の発展段階にある社会構成の基礎となる物質的な生産関係の総体。これが社会的・政治的な制度、思想・芸術などの上部構造を規定する。経済的構造。→上部構造
かめ‐ばら【亀腹】
1 建築物の基礎部分、多宝塔の上下両層の間、鳥居の柱脚部などを、白漆喰(しろしっくい)などで固めてまんじゅう形に造ったもの。 2 腸などに水やガスがたまって腹が膨れ、静脈が亀甲(きっこう)模様の...
カロリング‐ルネサンス【(ドイツ)Karolingische Renaissance】
8世紀末から9世紀初頭にかけて、フランク王国のカール大帝の宮廷を中心に行われた古典文化の再興運動。各地より学者が招かれ、学校なども建てられて中世文化の基礎を築いた。→ルネサンス
かんじゃ‐とうけい【患者統計】
医療施設を利用する患者の傷病の状況等の把握を目的とする、国の基幹統計。厚生労働省が患者調査を行って作成する。 [補説]医療行政の基礎資料として利用される。