うち‐ぼり【内堀/内壕/内濠】
城の周りに二重に巡らした堀のうち、内側の堀。⇔外堀。
おいてけ‐ぼり【置いてけぼり】
(置いてけ堀)江戸本所の堀の名。本所七不思議の一。釣りをして帰ろうとすると、水中から「置いてけ、置いてけ」と呼ぶ声がして、魚を返すまで言いつづけたという。 他の者を残したまま、その場を去って...
から‐ぼり【空堀/乾濠】
《「からほり」とも》水のない堀。
こぼり【小堀】
姓氏の一。 [補説]「小堀」姓の人物小堀杏奴(こぼりあんぬ)小堀遠州(こぼりえんしゅう)小堀鞆音(こぼりともと)
さんや‐ぼり【山谷堀】
東京都台東区、隅田川の今戸から山谷に至る掘り割り。新吉原の遊郭へ通う山谷船の水路として利用された。
しん‐ぼり【新堀】
新しくつくった掘り割り。
じょうしゅううしぼり【常州牛堀】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。現在の茨城県潮来市付近の風景を描いたもの。手前に大きく苫舟を描き、画面右上に雪を被った富士山を配置している。
そう‐ぼり【総堀/総濠】
城や市街の周囲にめぐらした堀。
そと‐ぼり【外堀/外壕/外濠】
城の外を囲む堀。また、二重に巡らした堀のうち、外側の堀。⇔内堀。
たて‐ぼり【縦堀/竪堀】
山城の周囲の斜面に、城に対して垂直に掘られた堀。→横堀