ふくざい‐だんそう【伏在断層】
沖積層などが堆積し、地表に断層面が現れない断層。
ふくしま‐ぼんち【福島盆地】
福島県北部にある盆地。主に阿武隈(あぶくま)川の堆積物によってできた。リンゴ・ナシ・モモなどの果樹栽培が盛ん。中心都市は福島市。
ふ‐せいごう【不整合】
1 整合しないこと。論理的に矛盾があること。「報告書の—に気づく」 2 上下に重なる二つの地層の堆積(たいせき)に大きな時間的な隔たりがあり、互いに地層が不調和になっていること。堆積した下位層が...
ふ‐でい【腐泥】
藻類などの遺骸(いがい)やそれが腐朽した物質を多量に含む軟泥。無酸素層をもつような水域に堆積(たいせき)がみられる。
フミン‐さん【フミン酸】
植物の枯死体が微生物のはたらきにより分解されてできる腐植質に含まれる有機酸の一。アルカリに可溶で、酸で沈殿し、赤褐色から黒色を呈する。土壌のほか、河川や湖沼の水・堆積物に存在する。腐植酸。
ふゆうせい‐ゆうこうちゅう【浮遊性有孔虫】
プランクトンとして浮遊生活を送る有孔虫の総称。現生では底生有孔虫に比べて少ない。陸からの砂や泥が流れ込まない海底に堆積し、石灰質軟泥となる。また、堆積岩中に微化石として見つかり、太古の海洋環境を...
ふよう‐ど【腐葉土】
落ち葉が堆積し腐った土。養分・水分や地温を保ち、排水がよい。園芸に利用。
ぶどう‐せき【葡萄石】
カルシウム・アルミニウムの含水珪酸塩(けいさんえん)鉱物。淡緑色・灰色ないし白色で、斜方晶系に属し、ふつう塊状、まれに板状結晶。多く、弱い変成作用を受けた堆積岩(たいせきがん)中にみられる。
プリエネ【Priēnē/Πριήνη】
小アジアにあったイオニア人の古代都市。現在のトルコ西部の町セルチュクの近郊に位置する。元はエーゲ海に面する港湾都市だったが、土砂の堆積などにより、紀元前4世紀頃、内陸の丘の上に再建された。劇場、...
プリニーしき‐ふんか【プリニー式噴火】
大量な軽石・火山灰を放出する大規模な爆発的噴火。ストロンボリ式噴火より規模が大きく、しばしば成層圏に達する噴煙柱を形成し、広範囲に噴出物が堆積する。火砕流を伴うこともある。名称は、大小プリニウス...