かすみ‐てい【霞堤】
河川に沿って堤防をところどころ切断し、上流側の端を外側に延長して重複させたもの。洪水時にはそこから遊水池に導き、本流の水位を低下させる。
かせん‐しき【河川敷】
河道と堤防をあわせた区域。河川法によって定められ、河川の一部とみなされ、増水時に達する川幅の最大限をとっている。かせんじき。
か‐どう【河道】
川の水が流れる道筋。堤防のある場合はその間の区域をいい、ない場合は高水位のときに流水が占める区域をいう。
かわかけ‐びき【川欠引】
江戸時代、河川の堤防の決壊などのため耕作不可能となった田畑の年貢を免除すること。復旧後は再び年貢が賦課された。
かわ‐づつみ【川堤】
川に築いた堤防。川土手。
かわ‐はば【川幅/河幅】
川の両岸の間の距離。 [補説]国土交通省では、堤防から対岸の堤防までの間を河川区域(川幅全体)としている。これにより、埼玉県鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川の2537メートルが、平成20年(20...
かん‐たく【干拓】
[名](スル)海岸・河口・湖沼などを堤防で仕切り、内部の水を排除して陸地にすること。
かんたく‐ていぼう【干拓堤防】
⇒潮受け堤防
がい‐すい【外水】
堤防の外側(堤外地)にある河川を流れる水。⇔内水。
がいすい‐はんらん【外水氾濫】
川を流れる水(外水)があふれて市街地や農地に流れ込むこと。内水氾濫に対する語。大雨などで河川の水位が上昇して堤防を越えたり、堤防が決壊することで起こる。いわゆる洪水のこと。