き‐ず・く【築く】
[動カ五(四)]《「城(き)築(つ)く」の意》 1 土石などを積み上げてつくる。「堤防を—・く」 2 体制・地位・財産などをしっかりとつくる。「政界に確固たる地位を—・く」「巨万の富を—・く」 ...
きびわ
[形動ナリ]幼くて、か弱いさま。「いと若く—なるかぎり十二三ばかり」〈堤・貝合〉
きょう‐へき【胸壁】
1 「胸牆(きょうしょう)」に同じ。 2 とりで。要塞(ようさい)。 3 屋上などにめぐらす欄干状の壁。 4 河川・海岸の堤防上、橋台の背面などに設けて、波浪や土砂崩れなどを防ぐ壁体。 5 胸部...
きょく【曲】
[音]キョク(漢) [訓]まがる まげる くせ [学習漢字]3年 1 まがる。まげる。「曲折・曲線・曲面/迂曲(うきょく)・婉曲(えんきょく)・屈曲・湾曲」 2 ねじまげる。こじつける。「曲解・...
きり‐おと・す【切(り)落(と)す】
[動サ五(四)] 1 物の一部を切って本体から離す。「パンの耳を—・す」 2 堤防の一部を壊して、水を流す。「堤防を—・す」 3 つるしてある幕の上部をはずして一気に下へ落とす。切って落とす。
きれ‐くち【切れ口】
1 物の切れた部分。切断面。「材木の—」「堤の—」 2 たんかを切ること。威勢のよい放言。「そのやうな—をきくが」〈洒・夢の盗汗〉
き・れる【切れる】
[動ラ下一][文]き・る[ラ下二] 1 力が加わって、ひと続きのもの、つながっているものなどが分かれる。「ひもが—・れる」「緊張の糸が—・れる」 2 傷ついたり、裂け目ができたりする。「ひびが—...
きんざん‐じ【金山寺】
岡山市北区金山寺にある天台宗の寺。山号は銘金山、院号は遍照院。孝謙天皇のときの建立と伝え、天正3年(1575)円智が復興。近世、岡山藩主池田光政の寺院整理政策に公然と抵抗したことで有名。平安末...
くい‐だし【杭出し/杙出し】
堤防や河岸を防護するため、その前面に杭を数列に打ったもの。
くも‐がく・る【雲隠る】
[動ラ四] 1 雲の中に隠れる。くもいがくる。「渡る日の暮れぬるがごと照る月の—・るごと」〈万・二〇七〉 2 貴人の死ぬことをたとえていう語。「ももづたふ磐余(いはれ)の池に鳴く鴨を今日のみ見...