いつりゅう‐ひょうが【溢流氷河】
氷床や氷帽から流れ出る氷河。ふつう山地などで堰(せ)き止めきれず、谷氷河となったものをさす。
い‐で【井手】
田の用水として、水の流れをせき止めてためてある所。井堰(いせき)。
うき‐は【浮(き)葉】
水面に浮いている葉。特に、初夏、ハスの根茎から出た若葉。《季 夏》「堰守(せきもり)の篝火あかき—かな/楸邨」
うめづ‐がわ【梅津川】
京都市右京区梅津近辺での桂川の称。[歌枕]「名のみして生(な)れるも見えず—井堰(ゐせき)の水ももればなりけり」〈拾遺・雑下〉
エアダム‐スカート【air dam skirt】
自動車の前のバンパーの下に付ける空気の堰(せき)。車体底面と路面との間に空気が流れ込むのを防ぐために取り付ける。エアダム。
えんそく‐こ【堰塞湖】
⇒堰止(せきと)め湖
おうぎ‐ながし【扇流し】
1 金や銀の美しい扇を川に流して興じる遊び。室町時代、大堰(おおい)川で行われたものに始まるという。 2 扇が水に流れていくさまを図案化した模様。
おおいがわぎょうこうわか‐じょ【大堰川行幸和歌序】
宇多天皇の大堰川行幸のとき、紀貫之ら六人の歌人が奉った歌63首に、貫之がつけた序文。延喜7年(907)成立。天皇の治世をたたえた美文。歌は散逸して残っていない。
おおとり‐いけ【大鳥池】
山形県西部にある堰止(せきと)め湖。新潟との県境にある以東(いとう)岳(標高1771メートル)の北西麓、標高963メートルにあり、酒田市で日本海に注ぐ赤川の水源となっている。周囲3.2キロメート...
おお‐ぬま【大沼】
北海道南西部にある堰(せ)き止め湖。渡島(おしま)半島の駒ヶ岳南麓にあり、その噴火によってできた。周囲26キロメートル。大沼国定公園の中で最大の湖。平成24年(2012)ラムサール条約に登録された。