がしん‐しょうたん【臥薪嘗胆】
[名](スル)《「史記」越王勾践世家にある故事から》復讐(ふくしゅう)を心に誓って辛苦すること。また、目的を遂げるために苦心し、努力を重ねること。 [補説]中国の春秋時代、呉王夫差(ふさ)が父の...
牙(きば)を研(と)・ぐ
相手を倒そうと準備して待ち構える。爪(つめ)をとぐ。「報復の—・ぐ」
君父(くんぷ)の讐(あだ)は倶(とも)に天(てん)を戴(いただ)かず
《「礼記」曲礼上から》君父(主君と父親)の敵とは、一緒に同じ空の下に生きることはせず、あくまでも報復する。
さべつ‐かんぜい【差別関税】
特定の商品、または特定の国からの輸入について、通常の税率とは異なる税率を適用する関税。割増関税と割引関税に大別され、前者に報復関税・相殺関税・ダンピング関税、後者に特恵関税などがある。
し‐かえし【仕返し】
[名](スル) 1 仕返すこと。やりなおし。 2 報復すること。復讐(ふくしゅう)。「踏まれた—にけとばした」
し‐かえ・す【仕返す】
[動サ五(四)] 1 やりなおしをする。改めて行う。しなおす。「同じ作業を—・す」 2 返報する。報復する。「向うの奴が漢語か何かで冷語(ひやかし)でも言ったら、此方も漢語で—・しておくれ」〈一...
しこくかんたいしものせきほうげき‐じけん【四国艦隊下関砲撃事件】
元治元年(1864)8月、英・仏・米・蘭4か国連合艦隊が長州藩の下関砲台を攻撃した事件。前年の長州藩の攘夷(じょうい)決行の報復措置として行われた。
しさん‐とうけつ【資産凍結】
資産の処分や移動を禁止または制限すること。国際法では、国際紛争などに際し、相手国に対する経済制裁または報復の手段として、自国内にあるその国の資産について行うものをいう。
シーギリヤ【Sigiriya】
スリランカ中部の遺跡。ポロンナルワの西約30キロメートル、高さ約180メートルの切り立った岩山に位置する。5世紀、シンハラ王朝のカッサパ1世が父であるダートゥセーナを殺害し、配下の報復を恐れて岩...
スカッド【Scud】
旧ソ連製の中距離地対地ミサイル。核弾頭を装着できる。また、これを土台にして、イラク・北朝鮮などの各国が独自に開発したものをさすこともある。1991年の湾岸戦争では、イラク側の報復兵器として使用された。