まつ‐むし【松虫】
1 直翅(ちょくし)目マツムシ科の昆虫。コオロギ類の一種。体長2センチくらい、淡褐色で、触角が長い。雌は錐(きり)状の長い産卵管をもつ。雄は発音器のある幅広い翅(はね)をもち、ススキなどの根際で...
まねき‐かんばん【招き看板】
1 《歌舞伎劇場で、見物客を招き寄せるために出すところから》江戸で、所作事などの舞台の場面を人物を切り出しにして表したもの。また、当たり的(まと)に大入り札をつけたもの。櫓(やぐら)の下などに掲...
マラーのし【マラーの死】
《原題、(フランス)Mort de Marat》ダビッドの絵画。カンバスに油彩。フランス革命において、ジャコバン派のマラーが浴槽で暗殺された場面を描いた作品。ブリュッセル、ベルギー王立美術館所蔵。
マルタとマリアのいえのキリスト【マルタとマリアの家のキリスト】
《原題、(オランダ)Christus in het huis van Martha en Maria》フェルメールの絵画。カンバスに油彩。縦159センチ、横142センチ。熱心に話を聞く妹マリアと...
マルチリンガリズム【multilingualism】
伝達の場面に応じて三つあるいはそれ以上の言語を使用すること。多言語使用。→バイリンガリズム
まわり‐ぶたい【回り舞台】
劇場の舞台で、中央の床を大きく円形に切り抜き、その部分を回転して場面転換させる装置。また、それを備えた舞台。歌舞伎舞台で発生した。
みえ【見え/見栄/見得】
《動詞「みえる」の連用形から。「見栄」「見得」は当て字》 1 見た目。外観。みば。「—を飾る」 2 (見栄)見た目の姿を意識して、実際以上によく見せようとする態度。「—で英字新聞を読む」 3 (...
みず‐いり【水入り】
1 水がはいっていること。また、そのもの。 2 相撲で、取り組んで勝負がつかず長時間たったとき、勝負を一時中断して休ませ、力水(ちからみず)をつけさせて、前と同じ形に組んで取り直しをさせること。...
みず‐うち【水打ち】
1 水を打つこと。水をまくこと。 2 和紙を湿らせて、墨のにじみを防ぐこと。 3 歌舞伎の囃子(はやし)の一。幕開きで奴(やっこ)が水を打っている場面に用いることが多いところからいう。
みせ‐どころ【見せ所】
人に見せたい得意なところ。人が見て感心するような場面。「ここが腕の—」