みせ‐ば【見せ場】
芝居などで、役者が得意な芸を見せる場面。また一般に、見るだけの値打ちのある場面。「自分の—をつくる」
みたて‐え【見立絵】
物語や故事・説話などに取材しながら、人物・風俗や場面設定などを当世風にして描いた絵画。特に浮世絵に多い。
みち‐ゆき【道行き】
1 道を行くこと。また、旅をすること。 2 舞楽で、舞人が楽屋を出て舞台上の所定の位置に着くまでの間。また、その間に奏する音楽。みちき。 3 謡曲で、旅行の経過を内容とする平ノリの謡。ふつう上げ...
むごん‐しょう【無言症】
発声器官や構音器官に障害はなく、失語症でもないにもかかわらず、言葉を発しない状態。統合失調症・鬱病・ヒステリー反応などでみられる。緘黙症。→場面緘黙症
むしゃ‐ぶるい【武者震い/武者振るい】
[名](スル)戦いや重大な場面に臨んで、興奮のためにからだが震えること。「スタートラインに立って、思わず—する」
めい‐ばめん【名場面】
すぐれた場面。有名な場面。感動的な場面。→迷場面
めい‐ばめん【迷場面】
《「名場面」をもじった語》感動的な場面をまねて、内容はばかげている場面。
め‐かり
場面や状況を見計らって気を利かすこと。「こんな時は—利かして」〈浄・宵庚申〉
メンタル‐トレーニング【mental training】
競技スポーツの訓練の中で、意志・意欲・決断力などの精神力を強化するトレーニング。瞑想(めいそう)による精神統一や、故意に困難な状況を設定してのトレーニングなどによって、大事な場面であがってしまう...
もぎ‐どう【没義道/無義道】
[名・形動]人の道にはずれてむごいこと。非道なこと。また、そのさま。不人情。「田舎の客から—に金を絞りとる場面なども」〈里見弴・安城家の兄弟〉